お歳暮お礼状をメールで済ませるのはあり?マナーと例文紹介

   

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38bce387bc4f15a73d25998451512430_s毎年この季節になると、お歳暮の品が日本中を駆け巡りますね。頂いた側はさっそくお礼の品や、お礼状などの手配をする必要があり、そのマナーも気になるところ。そこで、お歳暮を受け取ったら、そのお礼状をメールで済ませてよいのか?その場合の個人用・ビジネス用例文と、今後お歳暮を断りたい場合についてまとめています。

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お歳暮のお礼状をメールで済ませるのはあり?

まず、お歳暮を贈ってくれた方が、あなたやあなたの組織にとって、身近な親しい関係かどうか?が大変重要です。

 

上下関係がなく、利害関係もない、単なる親しいお付き合いからのお歳暮であった場合は、メールのお礼状だけで済ませることもも可能でしょうし、メールを受け取った側も不快には思わず、「無事届いて良かった。気に入ってくれて良かった。」と思うことでしょう。

 

しかしながら、お歳暮を贈ってくれた方が友人などではなく、あなたと上下関係があり、特に遠方の親せきや仕事上の付き合いであったり、目上の方などの場合は、メールによるお礼状だけでは失礼にあたる可能性があります。

 

メールを送るにしても、郵便よりは迅速であるという観点から、『取り急ぎお礼申し上げます』というとりあえずのものです。

 

ですので、基本はあくまでもハガキなどでお礼状を送る事を基本にし、相手に受け取った旨とお礼を取り急ぎお伝えする手段としてメールを利用しましょう。

 

お歳暮お礼のメール例文:個人用

個人的に親しい方から戴いたお歳暮のお礼として、メールをする場合に参考にしていただける例文をご紹介します。

 

あくまでメールは略式ですので、付き合いの深さによっては後ほど日を開けずにハガキにてお礼状を出したほうが良いですよ。

 

【お歳暮のお礼をメールする場合の文例:個人用】

■■■パーソナル■■■

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
件名:お歳暮のお品 ありがとうございます

この度はお歳暮のお品を送っていただき、ありがごうございました。

いつもお心遣いをいただくばかりで申し訳なく思っています。

頂戴した○○は家族そろって早速いただきましたが、本当に美味しくて皆喜んでいました。
(せっかく贈ってくださったものなので、受け取った側がどう感じてくれたのか?と相手が最も気にしている事を伝えてあげましょう。まだ食べていない場合は、「今晩早速いただきます」や、計画のある「いついつ(例えば年末や正月)に家族そろって楽しみにいただきます」などを添えると喜んでくれますよ!)

まだまだ寒くなりますのでΟΟさんもくれぐれもお体に気を付けになって良いお年を迎えてください。

取り急ぎメールにてお礼申し上げます。

氏名〇〇 〇〇〇

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【お歳暮を今後断りたい場合】

相手の負担などを考慮して、もしも今後はお歳暮を辞退したいという場合には、相手の好意を無にしないよう配慮しながら、「今後はこのようなお気遣いなさいませんよう、お願いいたします。」と追記し、戴いた物と同額程度の品を贈ることにより、今後断りたいという意思が伝わるはずです。

お歳暮お礼のメール例文:ビジネス用

次にビジネスでいただいたお歳暮に対してのお礼を、本来であればハガキなどで出すところ、取り急ぎメールでお礼を述べたい場合の例文をご紹介します。

 

あくまで「とりあえず、取り急ぎ」ですので、その日か翌日には正式にお礼状を送付するのがマナーとして間違いありません。

 

【お歳暮のお礼をメールする場合の文例:ビジネス用】

■■■ビジネス■■■

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

件名:お心づくしのお品 ありがとうございました

株式会社ΟООΟ
(代表取締役社長/○○部) ΟООΟ 様

 

株式会社ΟОΟО 部署名 氏名 と申します。

この度は結構なお歳暮の品をお贈りいただき、ありがたく存じます。関係者一同ありがたく戴きました。

弊社はさらに尽力してまいりますので、今後とも変わらぬお付き合いの程、よろしくお願いいたします。

貴社の皆さま方の益々のご発展をお祈り申し上げます。

恐縮ですが、取り急ぎメールにて御礼申し上げます。

株式会社ΟОΟО
部署名
氏名
連絡先

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【お歳暮を今後断りたい場合】

ビジネスでも、近年は儀礼廃止としてお歳暮をやり取りしない会社が増えています。今後のお歳暮を断りたい場合は、メールによるお礼状ではなく、戴いたお歳暮の品と同額、もしくはそれ以上の品に、断り状を添えて送ります。

 

その際、その断り状には、お歳暮を戴いたことへの感謝の気持ちを示し、相手の好意が無にならないよう配慮しながら、例えば「弊社では儀礼廃止を導入し、お取引様からのご贈答は辞退させていただくこととなりました。どうか今後はお気遣いなさいませんよう、何卒ご理解のほど宜しくお願いします。」とお互いの関係に配慮しながら、断りの意思をはっきりと伝えましょう。

まとめ

お歳暮のみならず、お中元など、随分と減ってきたとはいえ、まだまだお世話になった方々への感謝を示す手段として、多くの方々が行っています。贈る側にも、受け取る側にも様々なマナーがありますので、相手に失礼のないよう、配慮することを心掛けましょうね。

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