お歳暮:都会に住む目上の人へ気を付ける事と商品選び、商品券の可否

      2016/12/29

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38bce387bc4f15a73d25998451512430_sお歳暮を都会に住む目上の人に贈ろうと考える場合に、特に地方から贈る場合に注意しておいてほしいこと、どんな商品を選んだらよいか?商品券は失礼にならないのか?などをまとめています。

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お歳暮 都会に住む目上の人へ気をつけること

目上の人へのお歳暮はいったい何がいいのか?非常に悩むところです。相手のお住いの地域やライフスタイルによっても、その選択肢は様々です。

 

こちらの記事では、贈る相手がいわゆる都会に住む方で、目上である場合に、何を贈るのか?よりも以前に意識して参考にしていただきたい事をご紹介しています。

 

まず、大前提として、都会に住む目上の人であれば、高い年齢層の人ほど、商品の中身以上に、どこのお店から贈ってきてくれたか?を重要視する傾向があります。

 

特に顕著なのは団塊の世代と呼ばれる60代以上の方々は、百貨店信仰が強いため、まったく同じ品であっても、大手ショッピングセンターやホームセンターなどから贈られたものよりも、百貨店から贈ってこられた物を重宝します。

 

いえ、物を重宝するのではなく、百貨店からお品を選んで、贈ってくれた方の配慮や意識を重宝すると言った方が正しいかもしれません。

 

しかも、その百貨店にも格付けがあり、老舗の高級なイメージのある百貨店か、創業が浅く、若い人がターゲットの百貨店かか、などによっても受け取った際の印象が違うのです。

 

この傾向は、東京近郊、関西近郊に住む、比較的裕福なご年配の方に強くみられる傾向です。

 

そのような方へのお歳暮を計画されるなら、まずはお品選びの前に、どこの百貨店から送るか?をスタートにされることをお勧めします。

 

百貨店など近所にない地域の方も多いでしょうから、そのような方がお歳暮を贈ろうとすると、元々百貨店の文化がないので盲点になりやすく、自分の地域にある小売店から郵送してしまいがちです。

 

そのような場合は、少々面倒かもしれませんが、足を延ばして近郊の都市にある百貨店に出向くか、百貨店のオンラインショッピングで手配する事も出来ますので、一度検討してみてはいかがでしょう。

 

地域によっても格式のある百貨店というのは違いますが、おおまかに言って、全国的な知名度から申し上げると、三越、高島屋、松坂屋、大丸、の4つの百貨店から贈るとまず外れはありませんよ。

 

都会に住む目上の人へのお歳暮として、ご紹介していますが、地元に百貨店のないところにお住まいのご年配の方にも、これは有効です。

 

少なからず百貨店への信仰が若い方たちよりも強いので、絶対失礼にならないように!と考えるならば、何の品かを考える前に、まずは百貨店から贈る事を覚えておきましょう。

 

都会に住む目上の人へのお歳暮は何がいい?

上の記事にありますように、相手がご年配で都会の方であれば有名どころの百貨店から商品を選ぶことをお勧めしますが、その際のお品は、何がいいのでしょうか?

 

・ビールやジュース
・調味料(ドレッシングなども含む)
・地域の名産品

 

上記の物は、好みはあるでしょうが、相手の事を詳しく知らない場合にもあまり外れないお品です。また百貨店からであれば、失敗のない美味しい名産品がお届けできます。

 

ただし、必ずしも百貨店から選んで送らなくても良い場合があります。それは、贈る相手の環境ではなかなか手に入らない物が、あなたの地元や地域にある場合です。

 

全国的に有名な何らかの産地であったり、人気の洋菓子店や保存のきく食材が地元にあり、それを多くの方が好んでいる場合には、百貨店信仰は忘れて、そのお店から直送してもらいましょう!

 

私が今まで暮らした地域では、関西の限られた地域にしかない大変人気の洋菓子店の焼き菓子などを、関東や関東以東の方へ贈ると非常に喜ばれましたし、関東に住んだ時には、地元民が愛して止まない美味しいと有名な、味噌に付け込んだ豚肉ステーキを関西に贈ったところ、贈り先の家族全員が気に入って、翌年もリクエストされるほどでした。

 

地域によっては手に入りにくい果物もありますので、例えば暖かい地域で美味しいみかんが当たり前に手に入るのであれば、寒い地域の方へ贈るとこれまた大変喜ばれます。

 

逆に寒い地域でしか手に入らない物もあるでしょうから、贈る相手が暖かい地位の方であればそれを検討してみましょう。住んでいる地域に限らず、あなたのご出身の名産品などにも思いをはせてみると何かヒントがあるかもしれません。

 

贈る側も贈られる側も近くにいる場合は、ご自分が食べてみてとても美味しかったものや、旅行先で気に入ったものなどをピックアップし、そのエピソードを添えて贈ってあげるのもよいかもしれません。

お歳暮で目上の人へ商品券は失礼?

商品券ってとても便利ですよね。実際自分が戴くなら、自由に商品を選ぶことが出来る商品券は重宝します。商品だと重なってしまったり、好みなどが分からずとても悩んでしまいますよね。

 

ですが、それをお歳暮で贈るのは失礼にあたらないか?が心配です。

 

まず、前提が目上の人へ贈るということ。
これを考えると、商品券を贈るというのは、現金を贈るのと同じ意味あいになりますので、失礼にあたります。

 

ただし、目上の方であっても、お中元やお歳暮として商品券をお渡ししても失礼にあたらない場合があるのです。
それは、

 

 

①取引先の方から、個人宛に商品券をお歳暮として贈る場合。

②お稽古事の先生への日頃の感謝の意を込めた商品券
(商品券だけでなく、ちょっとした焼き菓子などの箱に商品券を添えるのがよりベターですよ)

 

 

などがあたります。
これにあたらない場合、目上の親せきの方や、仕事関係の上司などにお歳暮として商品券を贈るのはやめておきましょう。

 

どうしても、商品券のほうが、、、という特別な事情がある場合は、「失礼とは存じましたが、ご都合に合わせてお取替えくださいますよう、お納めくださいませ。」などと手紙に添えましょう。

まとめ

目上の方へのお歳暮は何かと色々と気をつかうものですね。基本は相手への感謝の意を示すこと。そして相手のことを考えて選ぶことが基本です。あなたのお歳暮選びのヒントになれば幸いです。

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