子供の可能性を広げる具体的な例。可能性って本当に無限大?

   

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A4 ヨコ子供の可能性を広げてあげるって、いったいどんな事なのでしょうか?数多くの習い事をさせること?習い事をさせなければ可能性が狭まるの?育児の素朴な疑問について、体験をもとにご紹介しています。

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子供の可能性を広げる具体的な例

我が家では子供がやってみたいと、自発的に思うことは可能な範囲でなるべくやらせるようにしてきました。

 

一つ一つはたわいない事なのかもしれませんが、もしかすると『まだ早い』とか、『まだ無理だろう』と大人が勝手に思い、子供の興味が向かったものを取り下げてしまったり、遠ざけてしまう事ってあると思うのです。

 

例えば、幼稚園の年少さんの時に幼稚園の先生から「ハサミは危ないので、まだ使わせないでください。」と言われていても、家の中では使わせるようにしました。

 

その間は私も傍にいてハサミの使い方を教えたり、切り方が可笑しい場合は「こうやったら切れるよ。」と指導しながらでしたが・・・。
それでも子供の発達というのは早いもので、すぐにハサミの使い方をマスターし、私が見ていなくても自分一人で直ぐに使えるようになりました。

 

お手伝いのお料理もそうですね。危ないからと包丁を持たせずにいるよりも、危険である事を伝えた上で、付き添いながら野菜を切らせたり、炒めたり、茹でたりをさせていると、いつの間にかお腹がすくと、自分で簡単なものを作るようになります。

 

また勉強にしても、我が家では上の子は年長、下の子は年少の時に掛け算の九九に興味を持ちました。
周りのママ友達には「幼稚園生にはまだ早いよ。」と言われたものの、私は興味を持ったのなら早い遅いもないと思ったので、やらせることにしたのです。

 

部屋の壁に九九の表を貼って、時々「どこまで言えるようになった?」なんてゲーム感覚でするんです。勉強という意識がないので、どんどん吸収されていくものなんですね。お陰様で2人とも小学校に上がる前には掛け算の九九を覚えてしまったので、小学校に上がった時はとてもラクでした。

 

他にはパソコン。こちらも幼稚園生の時に興味を持ったんです。最初は小さなミニゲームみたいなのを時間を決めてやらせていました。その間は誤って変なサイトに行ってしまわないように"(-""-)"私も一緒に傍にいました。

 

そのうちキーになれてくると、その頃もポケモンが流行っていたのですが、ポケモンについて調べたいと言い出し、小学校に入学するかしないかの頃には検索の仕方を教えて欲しいと言い出したんです。

 

本来ならその年齢でしたら、平仮名も漸く覚えた頃なので、パソコンキーも仮名文字表記(ローマ字で押さなくても平仮名のキーを押せばそのまま平仮名で打てる)設定にしてあげれば良いのかもしれませんが、私はパソコンで検索するにはローマ字で打ち込まなくてはいけないことを話し「パソコンを使いたかったら、ここにローマ字表というのを貼って置くから、これで自分の打ちたい平仮名を探して、ローマ字で打ち込みなさいね。」と壁にローマ字表を貼りました。

 

普通なら小さい子には無理でしょう、と思うかもしれません。ですが、子供というのは小さな大人なんですね。興味を持ったことに関しては遣り遂げてしまうんですよ。←これがすごく重要です!!

 

実際、ウチの子達は「わからないよ。」と文句を言いながらも、ローマ字表と睨めっこしながら検索し続けました。その結果、小学生の頃には勝手にローマ字も習得していました。

 

子供の可能性って親が決める物ではない、とつくづく思います。いくらでも広がるんですね。年齢に関係なく、その子が「やりたい!」と思った時が時期なのです。やらされている事は何年かかっても、なかなか身に付いたり広がったりしませんが、本人が興味を持ったものというのは、驚くほどの速さで消化され身に付き、さらに広がりや深堀りをしていくようになります。

 

子供の可能性は本当に無限大なのでしょうか?

育児は本当に暗闇を手探りで歩いているようなもので、不安がいっぱい。特に核家族化の現代では、子供の成長の良し悪し?のようなものの責任が、両親、特に母親に集中しているように感じるのは私だけではないことでしょう。

 

子供の可能性を広げてやりたい、と常に思っていても具体的に生活の中で何をしてあげればいいのか迷っているお母さんは多いはずです。だけど、よく聞く、『子供の可能性は無限大だ』というのは本当なのでしょうか?

 

産まれた瞬間から、どんな子供にも世界的な歌手になる可能性も、大リーグの選手になる可能性も、平等に備わっていると思いますか?

 

誤解を生むかもしれませんが、私は子供は生まれながらに今生のやるべき事や、自分が成し遂げる事を魂の中にプログラムされて産まれてきている気がするんです。

 

例えば、有名なプロ野球選手はすでに、そうなるために産まれてきており、それを成し遂げる為に最も必要な環境を手に入れられる両親のもとに産まれ、惜しみないサポートが必要ならばその環境を欲し、スパルタの環境が必要ならばその環境を引き寄せて、目的を成し遂げていくのだと感じているのです。

 

そのやるべき事を成し遂げる為に必要となる知識や経験は、自然に興味を示して、欲するのではないでしょうか。
子供がどうしてこんなことに興味を示すんだろう?と大人は疑問に思うかもしれませんが、それはその子にとって必要な栄養素なのに、今は欠けているからこそ、その足りない部分を埋めようと欲するのではないでしょうか。

 

『子供の可能性を広げる』というと、あれもこれも限りなく子供の可能性が無限大に広がっているように思われるかもしれませんが、実際には人ひとりが一生かかって成し遂げられることはそんなに多くはありません。だからこそ、『子供がすでに持っている、今生での可能性を十分に発揮させる』ことにさえ手を貸してあげることが出来ればいいのだと思います。

 

その手を貸してあげる最も近道なのが、子供の興味が湧いたことに協力して、子供が自分でやり遂げて、失敗も含めて経験として蓄積していけるように機会を提供する。ということだと思います。

 

何も高額なお月謝を払って、沢山習い事をさせることではなく、まずは興味が湧いているものをやらせてみる、さらにもっと広がりや深堀りを望むようならほんの少し難しい事をやらせてみて、達成させる。

 

この繰り返しがあることで、その子の持つ可能性を十分に発揮させてあげられるのではないかと思います。
子供本人ももちろん、親でさえ、その子の未来など見えません。だけれども、自分を信じ、子供を信じて見守っていくことさえできれば、子供は自分で道を切り開いていくはずです。

 

まとめ

子供の可能性を広げるために、個人的に必要だと感じている事をまとめましたが、私自身も暗闇を手探りで育児をしている身です。何が正解なのかは分からないけれど、自分の選択を信じることや、自分の子供を信じることだけはけっしてやめてはいけない気がします。

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