怖い本の子供への影響とは?メリットはある?オススメは?

   

ねこ怖い本の子供への影響はどのようなものなのか?本好きの子供に育てたいとはいえ、親のエゴかもしれませんがあまり怖い本ばかり読んでいるのを見ると、不安になってしまうことがあります。子供に与えていい本なんだろうか?メリットはあるの?どんな本がオススメか。そんな思いを、育児の体験からまとめています。

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怖い本の子供への影響とは?

本を読むのは情操教育のひとつとされていますが、情操教育とは簡単に言うと、『心の教育』の事ですね(^_-)-☆

 

心の教育にとても大切な影響を与えるとされている為、小さい頃から本に触れさせる事は、心を育てるうえでとても良い事と言われているのです。

 

そこで、どのような本を読み聞かせればいいの?と思う人もいるでしょう。一般的には、昔話や名作といわれるものをすすめますが、果たして本の内容はどの様に子どもに影響してくるのでしょうか。

 

オハイオ州立大学の研究から、下記の事が分かりました。

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「人は読んでいる物語の登場人物に感情移入し、自身の性格や行動がその登場人物に似てしまう。」

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経験したことがある人も多い、
「物語の登場人物に感情移入をしてしまい泣いてしまう事」

この事からも、読んだ本の内容が自身の行動や考えにも大きな影響を与える事が分かります。ただ、必ずしも読んだ本全てが影響を与えるわけではありません。

 

さて、ここでちょっと異色の本の話をします。
「怖すぎる絵本」です。
絵本は、子どもに読みきかせるというイメージがあります。
それを覆すかのような、大人でも一歩引いてしまうような絵本も存在するのです。

 

私の子どもに読みきかせたところ、怖い本というのは楽しい本よりもイメージに強く残ってしまうのか、しばらくは本があるだけで怖がってしまいました。

 

想像力の豊かな子ども達には、木の節が顔に見えたり、壁の汚れから変な怖い想像をしたり、といったように、ほんの些細な事でさえ恐怖心が強くなり、ストレスを与えてしまう事もあります。

 

ただ、これは受け取る側の子供にもよるようで、姉妹に読み聞かせたところ、一方は非常に怖がり、一方は面白いからと何度も読ませられました。

 

ちなみに、その絵本は『じごくのそうべえ』です。
友の姉妹には5歳ころに読み聞かせたのですが、
絵だけを見ると、人が焼かれていたりして残酷そうなのですが、ストーリー自体は『どのような困難な状況にあっても、ひょうひょうと乗り越えていく』そうべえの痛快な生きざまが描かれています。

 

絵を集中的に視覚的にインプットしていく次女には怖く映り、話の内容を耳で聞き取りストーリーを理解していく長女にとっては痛快な話であると受け取れたようです。ただ、怖がっていた次女も6歳以降になると、話の内容に目が向くようになり、面白いと感じるようになりました。

 

これらの経験から、心に強く影響しそうな怖い系の本は、アフターケアをしてあげる事が大切であると思います。また、子供の成長の度合いにより受け取り方も変わってくる可能性がありますので、読み聞かせる相手をよく観察して提供してあげると良いかとおもいます。

 

無意味に怖いだけの絵本というのはごく僅かですが、読みきかせる大人がいかに、子どもに本来伝えたい内容を伝えられるかが鍵になってくるので、怖い本でただ怖がらせるのではなく、怖い内容の中から主人公がどのように立ち向かっていくのか、どのように乗り越えていくのか、といったところに目を向けさせてあげると良いと思います。

怖い本の子供へのメリット

人には、『物理的に怖い』と感じるものと、『精神的に怖い』と感じるものがあります。これは大人でも子供でも同じです。

 

人間が唯一本能的に怖いと感じるものは、「闇」だけです。では、それ以外の物理的・精神的な怖さはどこから生まれてくるのでしょう。

 

それは全て経験から生まれます。小さい子供は高いところでも平気です。平気で高いところに登って、見ている大人の方が怖さを感じる事がありますよね?

 

子供は、高いところから落ちて初めて痛みを感じ、怖さを感じるようになるのです。怖いという感情はある意味、生きていく為の防御反応としてはとても大切だと思います。
もちろん、程度の問題はありますが・・・。

 

では、なかなか経験できない怖さを子供に教えてあげるにはどうすればいいのでしょうか。例えばオバケの怖さとか。

 

大人は、心霊写真を見て怖さを感じます。ですが小さい子供は同じ写真を見ても怖さというものは何も感じません。説明できない不気味な第六感的に感じる怖いものを、怖いと思えるようになる事はとても大切です。

 

人には怖いもの見たさという感情があります。怖い本を読んだり怖い映像をみたり。少なからず子供の成長には怖いものを見せて怖いと思わせる事が必要かもしれません。

 

子供は成長してゆく過程で、少しづつ本能的に怖いもの(闇)以外の怖さを身につけていきます。大人はそれの手助けをしなければなりません。ですが極端なものは子供に影響が強すぎて、トラウマを生む事にも繋がるので注意が必要です。

 

まずは、小さい頃に絵本のオバケの話を呼んであげましょう。この時、親も一緒に怖がってあげましょう。そうする事で、子供も怖がるという事を見て経験できます。ですが、怖がらせ過ぎるとオネショが大変になるかもしれないので気をつけて下さいね。

 

そして、怖がらせるだけでなく本来作者が伝えたいお話の内容をきちんと受け取らせてあげましょう。

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小学生など少し大きくなってきてからは、様子を見つつ子供に委ねましょう。例えば本屋などで怖い本などを読むようになります。これは、経験できない怖さを知識として身につける事にも繋がります。子供にあとで、どうだった?怖かった?と聞いてあげて下さい。怖さは、誰かと共有することで和らぎます。

子供が読む怖い本の勝手なオススメ

★幼児向けの怖い本

・『三匹のやぎのがらがらどん』絵:マーシャ・ブラウン訳:瀬田貞二
娘が初めてふれた怖い本です。名作で、オバケのトロルが不気味で怖いのですが、それに立ち向かうヤギの姿に娘は一緒になって戦っていました♪この本を読んで以降、橋の上を歩くと常に下にトロルがいないか?と気にするようになりました。

・『じごくのそうべえ』作/たじまゆきひこ
絵が怖い本ですが、感じ取ってほしい、困難の人としての乗り越え方が描かれていて、怖いだけじゃない、とても面白い本です。大人も好きになると思います。

・『のっぺらぼう』作:杉山亮 絵:軽部武宏
妖怪好きならこの本。お母さんのいいつけを守らないとどうなっちゃうのか??しつけにもいい本だと思います。

 

★5歳~小学低学年向け怖い本

・『おしいれのぼうけん』作:ふるたたるひ たばたせいいち
自分ではちょっと読むのが大変な長い絵本ですがが、ドキドキしながら「どうなるんだろう…?」という緊迫感が子供にはたまらないようです。

 

★小学中学年~高学年向け怖い本

・マンガ『漂流教室』作:楳図かずお
古いマンガですが、怖いだけじゃなくて人間描写やストーリーの展開が秀逸で素晴らしい本だと思います。マンガの中に自分も一緒にタイムスリップして夢中になることは間違いないでしょう。

 

・マンガ『うしろの百太郎」作:つのだじろう
こちらも年代ものですが、心霊現象がテーマとなっている恐怖マンガです。人にはそれぞれ守護霊がついていて、良い行いを積み重ねていくと、格の高い守護霊に守られるようになるよ、といった話ですので怖いだけじゃない内容の濃いマンガだと思います。

まとめ

ただ意味もなく怖がらせるだけの本は、私は子供に与えるのは良くないと感じています。怖い理由や、その怖さを跳ねのける生き方や乗り越え方のヒントが詰まっている本をお勧めします。怖い本が好きだからといって、そこに救いのないような絶望が描かれているような物ならば、メリットよりもむしろデメリットのほうが大きいと思いますので注意してくださいね。

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