ピアノを辞めるタイミングや時期は?理由は?お礼は必要?

   

ピアノ発表会ピアノを習っていると、それが生涯続く趣味でもない限りは、誰にでも訪れす『ピアノを辞める』というタイミングが来ます。そんなタイミングや時期はいつなのでしょう?また辞める理由や先生へ何とお伝えすればいいのか?先生へのこれまでのお礼などは必要なのか?についてまとめています。

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ピアノを辞めるタイミングや時期

習い事にはつきものの、『習い事を辞める』という時期が必ずやってきます。その中でもピアノに代表される音楽系、芸術系の辞め時というのは難しいですよね。ほんの一握りの人が生涯の趣味となったり、手に職をつけたりできますが、ほとんどの場合は、一過性の習い事で終わってしまいます。

 

大人がピアノを習っている場合には、個別の理由がありますから、目的が果たされたり、仕事とのバランスや経済的な理由から辞め時がやってくるのかもしれませんね。

 

問題は幼児や子供がピアノを習っている場合に、その辞めたい理由やタイミング、時期などを保護者である親が正しく理解し判断できるかどうかだと思うのです。

 

大抵の親御さんは、一度始めたことを簡単にやめる子になってほしくないと思っていますよね。まずもって、簡単に辞めてもいいと思っているのであれば、私のブログにはたどり着いていないはずなのです。子供が「辞めたい~」と訴えてきたら、「んじゃ、辞めるか」で終わっているでしょうから。。。

 

ピアノなどの音楽系の習い事というものは、ある意味終わりのないものです。どこまで上達すればゴールなのか?は本人や親が決めてあげるしかありません。大人になるまで継続できたとしても、難易度の高い曲というのは際限なくあり、ただ弾ければいいのか、その曲の表現力を高めようと思うと満足のいくゴールなど永遠に来ません。

 

ただ、いつかはこんな曲が弾きたい、こんな風に弾けるようになりあたい、という目標があるならばそれが現時点でのゴールなのでしょうね。

 

ただ、問題は、一度完全に演奏から離れてしまうと、たとえ数年後に再度始めたいと思っても、元の指にはなかなか戻らないという事です。お盆休みやお正月休みなどでも経験がありませんか?少し毎日の練習をさぼっただけで、以前のようには美しく演奏できなくなるものです。

 

私の経験上では、わずか数年程度習った程ですと、将来趣味としても残ることはないということです。音符や楽譜もすぐに読めなくなりますし、指はまったく動かなくなります。
一方、最低でも幼児から中学卒業くらいまで継続された方は、何らかの形でピアノを習ってきた経験が残せているのではないでしょうか。

 

幼児や小学低学年のピアノを習っている子どもは大変多いですが、小学高学年にもなると一段と減り、中学生になるタイミングで部活動や勉学などの都合でグッと減ります。ここを乗り越えたごく一部の方たちだけが、大人になってからも活かせる趣味や生業の一つとして音楽を身につけられているようです。

 

子どもは毎日さぼる事が許されない練習がいやで「辞めたい」と訴えているかもしれません。もしくは、親の方が毎日面倒をみなければいけない練習にヘキエキとして辞めさせたいという場合もあることでしょう。なんせ、子供が自分で練習できるようになるには相当時間がかかる習い事ですから。

 

人は子供であれ、大人であれ、いつになったら終わるのか?解放されるのか?が分からない物を延々と続けさせられることが苦痛な生き物です。好きな事ならば問題ありませんが、努力しなければならない物ならばなおさらです。そんな場合は、一つの目安として、何かを目標にしてピアノを辞めるタイミングや時期にしてみてはいかがでしょうか?

 

【ピアノを辞めるタイミングや時期~あいまいな目標】

■難易度

↓・楽譜が読めるようになったら
↓・学校の音楽の授業には充分な知識がついたら
↓・聴音ができるようになったら(音を聞いて自分で弾けるよ うになる)
↓・簡単な作曲が出来るようになったら
↓・小学校卒業まで
↓・中学校卒業まで
↓・高校卒業まで

 

一つ参考までにご紹介しますと、中学受験や高校受験、大学受験などでは、勉強オンリーで頑張っていた子よりも、勉強以外の何かを同時に継続していた子の方が、

 

★最後までやりきる自信がついたり
★将来の進路の選択肢が広がったり
★効率のよい時間の使い方ができて集中力がアップ
★悩んだり躓いた時の気分転換が出来、リセット法が見に付く

 

などといった嬉しい効果を得られて、習い事と受験の両立を勝ち取っているという報告もあります。ただし、これはあくまでも本人が望んでいしている場合に限ります。イヤイヤやらされているのでは精神的に効果どころか、悪影響しかないこととなりますので注意が必要です。

 

もうひとつの目安として、弾けるようになる曲で辞めるタイミングや時期を選択するという考え方もあります。

 

【ピアノを辞めるタイミングや時期~明確な教本が目標】

■難易度

↓A バイエル程度
↓B ツェルニー100番・ブルグミュラー25番程度
↓C ツェルニー30番程度
↓D ツェルニー40番程度
↓E ツェルニー50番程度
↓F ツェルニー60番程度・クラマビューロ程度

 

その他の教本もありますので一概にこの通りとはなりませんが、一つの目安として、AやBは初級とされます。
一般的にはCから中級とされ、誰でもよく知る名曲となると、D以上になってきます。ですので、『人前で有名な曲が演奏できるようになったら』をピアノの辞めるタイミングとするならば
、ツェルニー40番やツェルニー50番以上となったらという事になります。

 

ちなみに、幼児期からピアノを習い始めた場合、標準的にはツェルニー30番程度は小学校高学年から、ツェルニー40番程度が中学生ぐらいで習うことが多いようです。

 

子供が続けたいと思っているならば、家庭の状況が許されるならば出来る限り継続されてあげる事をお勧めしますが、そうでない場合には、辞めた後に残るものやこれから手にできるもの、続けることでしか手にできないものと比べ、どちらがその子にメリットが多いのか?よく親子で話し合ってみましょう。

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習い事に壁はつきものです。習っている本人に壁が立ちふさがることもあれば、付き添っている親や家庭に壁が立ちふさがる事もあります。可能であるならば、ピアノの先生に正直に壁にぶつかっている事をお話し、レッスンを週1から2週間に1度に変更してもらったり、先生の壁の乗り越えた体験談などを話してもらえるとよいのかもしれませんね。

ピアノを辞める理由

上記でピアノを辞めるタイミングや時期についてお話しましたが、その上で辞める決意をした場合に、次に悩むのが先生に何とお伝えすればよいのか?ですよね。

 

親の都合で辞めさせる場合、例えば引っ越しや転勤などは悩む必要もないことですが、たとえば子供の練習に付き合いきれないという場合も考えられます。

 

私も娘が幼児の頃からピアノを習い始め、小学低学年のうちまでの3~4年間は、毎日毎日、1時間から2時間もかかる練習やドリルに付き合い、正直、『お勤めしているお母さんにはこの教室は無理だな…』と思ったものです。

 

しかも練習は一日で一番忙しい、夕食の準備時とぶつかり勝ちで、他の兄弟の習い事の送り迎えなどとも影響しあって、本当にしんどい時期がありました。幸いにして小学3年生ぐらいから一人で楽譜を読みながら、えっちらおっちらと練習するようになってくれましたが、そうなっても下の子がピアノを習い始め、結局夕方の苦しい時間は変わりなく、さらに姉妹で一台のヒピアノをシェアしていますので、時間のやり繰りが大変になりました。

 

こんな事が理由でピアノを辞めさせようか・・・と悩んでいるならば、正直に先生に話す事をお勧めします。先生によっては、親御さんの協力が得られない家庭ではピアノの習得は無理だと考えている方もいますし、その場合は即理解してくださるでしょう。そもそも、幼稚園や小学低学年の子供が一人でピアノを練習するのは稀ですから。

 

または経済的な理由で、お母さまがお勤めで出る事となり、ピアノのレッスンや練習に付き合えないという場合も同じです。
子供が自分で通える場所に教室がない場合においては仕方のない理由となりますし、レッスンの日はやりくりして送り迎えが出来たとしても、普段の練習に一緒には付き合えない事をはっきりとお伝えすれば、先生によっては、お子さんが一人で出来る範囲の練習と、宿題に絞って、長く継続出来る事を勧めてくれる先生もいます。

 

腕を上げる事が目的の場合は、大半は親の協力が大前提となっていますが、遊びや気分転換、趣味として長く音楽に触れている事を重視している先生ならば、たとえ上達が遅かったり、宿題が思うように進まなくとも厳しく指導することはないでしょう。

 

ピアノが嫌で仕方がない、という場合も比較的伝えやすいですよね。イヤイヤ練習させることほどむなしい物はありません。
先生には「子供がどうしても続けたくないと言って、聞きません。無理やり練習させるにも限界がありますので、今までありがとうございました。」とお伝えしてもいいですし、他の習い事に興味が移った場合にも、「時間的にも経済的にも、同時にいくつも習い事をさせられないので・・・」と話すとよいでしょう。

 

問題となるのは、ピアノの先生を変えたい場合ですよね!
ピアノは続けたいけれど、先生と相性があわず、他の先生につきたいという場合です。講師や教師の世界は狭いので、他の先生についたことは後々分かってしまう事もあるでしょう。

 

個人レッスンが大半のピアノの場合は、先生との関係が最も重要です。生徒側は先生を選ぶ立場ですし、先生側は選ばれる立場でもあります。このことから、礼儀を欠くような態度はいけませんが、正直に話すのもありかと思います。

 

先生も多くの生徒さんと接しているので、色んな理由で辞めていく方と接してきています。「今月いっぱいで教室(ピアノと言わないのが味噌)を辞めさせていただきたいのですが。。。」と話せば、意をくんでくださって理由を根掘り葉掘り聞いてこない場合もあるでしょうし、中には「わたしのいたらないところがあったなら、正直にお話ください」と言って下さる先生もいます。

 

ハキハキした先生ならば、初めから「申し訳ないのですが、子供と先生の相性が合わないようなので。」と話す方が、他の教室に変わった事が分かっても、お互いに気まずくならないかと思います。

ピアノを辞める際に先生へのお礼は必要?

ピアノの先生というのは、塾と違って長年に渡って生徒と接していくお稽古事の先生ですよね。小さく音符の読めずひらがなカタカナも書けない頃から、愛情をもって接してこられる先生が大半です。

 

そんな習い事の先生と袂を分かつというのは、事務的に今日で辞めますという訳にはいきません。お子さんの将来への教育のためにも、ピアノを辞める際の先生の挨拶と、最後の日には何かしらのお礼やプレゼントがあっても良い物かと思います。

 

親からは小さなお菓子やクッキーなどを持っていき、子供も自分で選んだハンカチや、先生のことが好きだったのなら、手作りのアクセサリーなどでもよいでしょう。何か思い出になるような物をお礼として、お渡しすると大変喜ばれます。

 

先生だって、可愛がってきた生徒さんに去られるのは寂しいのです。ですが、そうはいっていられないのが習い事の世界ですので、せめて、この先どこかで先生と会う事もあると考えると気持ちよくお別れ出来る方法をお勧めします。

 

ピアノを辞める事は少なくとも1か月前には、先生にお伝えしておくのが礼儀です。先生側も、お別れするのが分かっていれば何かプレゼントを用意したいと考える方もおられるでしょう

ただ、辞める事を伝えた後に1か月教室に通うのも心苦しいですよね。それは先生側も同じかと思います。ですので、せめて月初めに今月いっぱいでと伝えるのが最低限必要かと思います。

 

先生も1か月あれば、のこりの時間で生徒の弾きたい曲を1曲指導して、気持ちよく終わろうと考えて下さるかもしれませんしね!

ピアノを辞めるタイミングや時期のまとめ

ピアノを辞める事情は人それぞれです。多くは高学年になり、習い事が増えたり、塾にいかなければならなかったり、重きをおくものがピアノからシフトしていくのが大半です。ですから、そこを継続するという選択をした一握りの人だけがみる事の出来る景色というものも存在します。どの景色がより幸せを運んでくれるのかは、誰にも分かりません。子育てに正解などないからね。ただ一つ言える事は、嫌で辞めるのでなければ、ピアノが好きなのであれば、それは『ピアノが好きという才能』をすでに持っていいるということです。その才能をどんな風に咲かせてあげたらいいのか?を考える事で辞めるタイミングのヒントになるかもしれませんね。

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 - 未分類, 習い事