お中元で贈ってはいけない物と人気商品、辞めるタイミング

      2016/03/29

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お中元コーナーには多くの品々がサンプルとして並べられますが、中には「あれ?これは贈ってはいけないものでは?」という品を見つける事があります。相手に失礼にならないように、贈ってはいけない物と、お中元を辞めるタイミングはいつなのか?をまとめました。

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お中元で贈ってはいけないもの

感謝の気持ちだから、何でもよいという物ではありません。
最低限、先方が嫌いなものを贈るのはありえませんし、目上や年配の方であれば、あなたよりもお中元に贈る事がタブーの品をよくご存じです。

今後の良好なお付き合いの為にも『知らなかった』では済まされないので事前にチェックしておきましょう。

◆海苔・お茶
香典返しに選ばれるものですので、いくら保存がきくし誰でも消費するものだからといっても選んではいけません。

◆現金・金券・商品券
親が子供にあげたりするには最も喜ばれるでしょうが、通常お中元を贈る会社関係の相手や、お世話になっている相手には失礼にあたります。

◆足で踏みつける物
足で踏みつける物はいくら必需品であれ、オシャレであれ贈ってはいけません。(玄関マット・バスマット・スリッパ・靴下)

◆筆記用具や時計
「もっと勉強しなさい」「学びが必要」と受け取られるので避けましょう。

◆日本人の嫌いな数字を連想させるもの
「4」「9」は「四苦」を連想させます。(櫛クシなど)

◆奇数の数が入っているもの
2、4、6などの偶数は日本では弔事を連想させます。
3、5、7などの奇数が慶事と受け取られ喜ばれますので、パッケージに数個商品が入っている場合はその数にも注意を払いましょう。

◆鋭利なもの
包丁やハサミ、ペーパーナイフなど、縁を切る事を連想させます。

◆下着や調味料
相手を貧乏と見なしていると受け取られます。直接の親兄弟や子供でもない限り、贈り物としては不適切です。

◆生のもの、冷凍するもの
相手はあなただけからお中元を受け取っている訳ではありません。保管場所に困り、消費しきれず困ってしまう事も考えられますので、相手の状況が詳しく分かっている場合以外は避けておいたほうがよいです。

お中元の人気商品

では、いったい何がお中元に相応しいのか?
というよりも、貰って嬉しいお中元の品は

★本音→商品券やカタログギフト、金券
これは、上記の『お中元で贈ってはいけない物』に入っているものですよね。本音では商品券がほしいところだけれども、贈った相手も『何に使いましたか?』なんて聞けず、受け取った方も『何に使ったっけ?』となりがちですよね。
それならば、せめて100歩ゆずってカタログギフトでお好きな品を選んでもらうという選択がよいかもしれません。

★毎年大人気のビール
お中元の季節はたいていの家庭でビールの消費が高まっています。普段飲んでいる銘柄よりも、リッチな銘柄が届くと喜ばれますよね!

★やっぱり人気の洋菓子
一般家庭では、そんなに頻繁に洋菓子を自分達で食べる為には買わない物です。神戸や横浜、洋菓子の激戦区に住んでいるならまだしも、地方では美味しい洋菓子店が近くにないこともありますので、お中元で頂くととても喜ばれます。

★あると便利で日持ちするハム・ベーコン
特別なご馳走ではないけれど、あらゆるお料理に変身させられて、しかも自分で買うと高価で、日持ちもする。といえばハムですよね。これもわざわざ自分で買わないけれど、貰うと嬉しいものです。

★ジュースやゼリー
子供のいる家庭では、お中元の季節に飛ぶように消費されていく物ですので喜ばれます。

★贈る相手の地元や故郷の特産品
贈る相手が地方の出身で、故郷の好物が届くと大変喜ばれます。相手の事をよくご存知の場合は是非贈ってあげてください。

お中元をやめるタイミング

お中元は、基本的には継続して贈るものですが、仕事の関係でお世話になった方やご近所の方など、転勤や引っ越しなどで数年たつとお付き合いが少なくなる場合があります。
そんな時は、3年を目安にお中元を見直す方が多いようです。

仲人へのお中元は、結婚式の時だけ頼んで仲人をしてもらい、その後付き合いもない、といった場合でも3年程はお中元をお贈りするのが一般的です。

いざお中元を辞めようと思われたなら、お歳暮も贈っている場合は、まずお中元をやめてお歳暮だけにして、徐々に負担を減らしましょう。

あなたが贈るのを辞めたいと感じているという事は、受け取った相手も、そろそろお中元を貰う事に恐縮しているかもしれません。

お中元を贈ることに迷いがないのなら、あなたも相手もお互いに付き合いが継続している証ですし、いつ辞めようか?と考え出したのはお互いに疎遠になりつつあるという事。

「どうぞお気遣いなく」の言葉がどちらからか出たら辞め時のサインと考えてもよさそうです。
2度、3度と「今後はお気遣いなく」と言われたら、お互いに辞めて暑中見舞いにしましょう。

お中元を辞めた後も、暑中見舞などの葉書を送ることで、お互いに自然に距離を置けるのではないでしょうか。

まとめ

お中元は相手への感謝の気持ちと、今後の‎良好なお付き合いを継続させたいと思い贈るものです。失礼がないように、贈ってはいけない物は避けて、喜ばれるお品を届けましょう。
また、お付き合いが疎遠になり辞め時を考えはじめれば、相手も同じ気持ちである事が多いので、思い切って暑中見舞に切り替えてみてはいかがでしょうか。

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