YOSAKOIソーラン祭り2016の日程紹介:歴史や批判が気になる

   

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札幌の街中が演舞会場となる、北海道YOSAKOIソーラン祭りが6月に開催されます。市内の約20ヵ所の会場で、オリジナリティあふれるチームの演舞が披露され、3万人の参加者と約200万人の観客が集まる『YOSAKOIソーラン祭り』2016年の日程とスケジュールのご紹介および、歴史や気になる批判の声についてまとめました。

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YOSAKOIソーラン祭り2016の日程

「街は舞台だ」の合言葉通り、札幌の大通公園を中心とした街中が演舞会場となる『YOSAKOIソーラン祭り』。
道内のみならず、道外や海外からもチームが参加し、お祭りを楽しみにしている方も多い、北海道の初夏の風物詩です。

 

【日 程】
北海道 「YOSAKOIソーラン祭り2016」
開催日時:2016年6月8日(水)~12日(日)
公式ページhttp://www.yosakoi-soran.jp/stage.html

★8日(水)
18:00~18:30 オープニング     大通公園西8丁目会場
18:30~21:30 札幌市内チーム演舞    〃
★9日(木)
18:00~18:30 オープニング       〃
18:30~21:30 札幌市内チーム演舞    〃
★10日(金)
17:00~22:00 各チーム演舞     四番街・すすきの会場
18:00~21:00 ワオドリスクエア   大通公園西7丁目
18:00~21:30 ソーランナイト    大通公園西8丁目会場
★11日(土)
10:00~22:00 各チーム演舞    札幌市内各会場で演舞
※大通パレード会場では一次審査
10:00~18:15 U-40大会       道庁赤れんが会場
12:00~21:30 ワオドリスクエア   大通公園西7丁目
19:30~21:30 サタデーナイトパレード 大通南北パレード会場
21:00~21:30 25周年メモリアルステージ 大通公園西8丁目会場
21:20~21:30 総踊りinODORI PARK  西8・大通パレード、ワオドリ
★12日(日)
10:00~19:00 各チーム演舞   札幌市内各会場で演舞
10:00~12:30 ジュニア大会 一次審査 一番街・丸井今井前会場
12:00~16:00 ワオドリスクエア   大通公園西7丁目
12:45~14:15 GAKUSAI  一番街・丸井今井前会場
15:50~17:10 U-40大会 二次審査  わくわくホリデーホール
(札幌市民ホール)会場
17:00~18:00 一次審査員賞 演舞会 サッポロガーデンパーク会場
18:00~19:10 ファイナルパレード 大通パレード会場北コース
お祭りパレード  大通パレード会場南コース
15:40~17:50 <ファイナルステージ第1部>大通公園西8丁目会場
19:20~21:50 <ファイナルステージ第2部>大通公園西8丁目会場

★2015年大賞チーム演舞動画

YOSAKOIソーラン祭りの歴史

今や北海道の初夏のイベントの代表となった『YOSAKOIソーラン祭り』とは、どのような歴史を辿って生まれたのでしょうか?それは、一人の学生の熱い想いから生まれました・・・。

【歴 史】
北海道大学の学生だった長谷川岳(現・参議院議員)が大学2年生の時に、母親がガンを患い、兄が医師として勤める高知県の病院へ入院したため、看病のために訪れた際、本場のよさこい祭りに接しその躍動感に感動し、

「こうした光景を北海道でも見られたら…」と、1991年12月、学生仲間を募り5で「YOSAKOIソーラン祭り実行委員会」を発足させ、高知県の「よさこい祭り」と北海道の「ソーラン節」を融合させた「YOSAKOIソーラン祭り」として企画・立案し、誕生したのです。

1992年6月に「街は舞台だ! 日本は変わる」を合言葉に、道内16大学の実行委員会150名で第1回YOSAKOIソーラン祭りを開催。
運営主体も、当初の16大学の実行委員会150名による「YOSAKOIソーラン祭り実行委員会」から、1996年には「YOSAKOIソーラン祭り普及振興会」になり、規模が拡大したため、1998年には
「YOSAKOIソーラン祭り組織委員会」に移行しました。

しかし、現在も、メインステージである大通西8丁目会場、飛び入り参加型ステージのワオドリスクエアおよび大通公園のパレード広場については、企画・運営が北海道大学はじめ道内の大学生による「YOSAKOIソーラン祭り実行委員会」によって行われています。

参加チームは2001年に408チームという過去最高を記録したのち、伸び悩んでいるようです。

観客動員数は、2010年に過去最高の218万1000人を記録し、現在も200万人前後で推移しています。

YOSAKOIソーラン祭りの批判が気になる

長谷川岳氏による、本場高知のよさこいの躍動感を北海道でも・・・の想いで始まった「YOSAKOIソーラン祭り」ですが、調べてみると、様々な批判や、嫌いだという方が多い事がきになります。

実際に、共催企業でもある北海道新聞が2007年にアンケート調査を発表しましたが、全体でYOSAKOIソーラン祭りを敬遠する人が53.6%と過半数に達しています。50代、60代の過半数が「好き」と答えたのに対し、20代から40代の60%が「嫌い」と答えています。

その理由は、演舞のコンテスト化や商業化、騒音や衣装への嫌悪感、参加者のマナーの悪さを挙げています。
特に開催期間中の騒音は半端ないようで、隣のチームの演舞中、負けないようにと更に大音量にしようと張り合う傾向にあるため、札幌市民から苦情が相次いでいます。

これを受け、2010年からは75デシベルを超える音量を出すと失格となる罰則を課すこととなっています。

商業化についても、ファイナルに残るチームにはスポンサーが付いていたりと、衣装や小道具にお金がかけられており、貧そなチームがどんなに一生懸命練習を重ねても華やかさに負けファイナルに残れないと、不満に感じている方も多いようです。

お祭りですから、当然そのお祭りが好きな人と嫌いな人がいるのはどこのどんな祭りでも同じですが、歴史が浅いだけに、まだまだ文化として、成熟していないのだと感じます。

初夏の誇れる祭りであると、街の人の大半に受け入れられるためにはまだまだ、運営者側の努力と、参加者全体の意識を高める必要がありそうですね。

まとめ

華やかなダンスと躍動感が印象的なYOSAKOIソーラン祭り。まだまだ発展途上の新しいお祭りですが、この先も永く愛され札幌市民に愛されるお祭りとなっていって欲しいと思います。

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