梅雨のお弁当、保冷材は効果があるのか?酢の活用方法

   

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d00cdabc954a9e9e4f626058f18a4187_s気温が上昇し、湿度も上がってくる梅雨時期に心配なのがお弁当・・・。食べるときに傷んでいないか?ちょっとドキドキしてしまいます。そこで梅雨時期のお弁当はどうするのか?保冷材は効果があるのか、酢の活用方法についてご紹介します。

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梅雨のお弁当どうする?

何かと洗濯物の臭いも気になってくる梅雨時期。
お弁当が欠かせない人や家庭にとっては、洗濯もの以上にお弁当が大丈夫か、腐らせて食中毒を起こさないか心配ですよね。

我が家は夫と娘がお弁当を持って出ていくので、この時期になるとお弁当を作る側としては責任重大!!

思い切ってお弁当を辞めようか?でも経済的ではないし、他に格安な昼食をとれる場所がない為、お弁当が腐らない工夫をいくつかしています。

まずは基本的な情報を・・・(*´з`)
お弁当が腐る、いやな匂いがするのは、細菌が繁殖してしまって起こるのですが、細菌が繁殖するために必要な条件が『栄養』と『水分』と『温度』です。

そもそも、食材を詰めて携帯していくものがお弁当ですから、そこにすでに『栄養』と『水分』は存在し、コントロールすることはできませんよね。
水分の多いおかずを避ける位しかできません。

★そこで、唯一コントロールできるのが『温度』です。

【細菌の活動温度】

■細菌がもっとも繁殖しやすい温度は30度から40度
■10度以下で活動が押さえられ-15度で休眠
■60度以上で熱に弱い菌、75度以上でほとんどの菌が死滅

 

お弁当作りの基本は、熱い食材はしっかりと冷ましてから蓋をする事ですがこれは、食べるまでの温度を出来るだけ細菌が繁殖しにくい低い温度でキープしようと、冷ましているのです。

逆にアツアツの炊き立てご飯や アツアツのスープを入れて持っていく、保温タイプのお弁当箱は菌の繁殖しにくい高い温度の方を保とうとしているのです。

我が家でも実践し、効果があると感じている梅雨時期のお弁当の工夫は、

・おかずの水分はできるだけ切る。
(煮物の汁やお浸しの水分は切っておく)

・おかずもご飯も必ずしっかりと冷ましてから入れる。
(急ぐときはお弁当に詰めた後、冷蔵庫で冷まします)

・サラダなどの生ものや、マヨネーズ、炊き込みご飯などの傷みやすい物は入れない。(※炊き込みご飯は食べようとしたら糸を引くのが分かるくらいに痛みが早いですよ)

・濃いめの味付けにする。(梅雨だけでなく年中お弁当のおかずは濃いめに味付けしますが、薄味よりも調味料が多く入っている方が傷みにくいです)

・抗菌シートやワサビシートをお弁当箱に入れる。(切れたらお弁当箱の蓋にうっすらとワサビを塗る。)

・梅干しを入れる。

・保冷剤を入れる。

・ご飯を炊く際に少量の酢を加える。

・おかずに冷凍のまま入れられるものを使う。(より保冷効果が高まります)

梅雨の弁当に保冷剤は効果ある?

梅雨時のお弁当の細菌繁殖を抑えるには、『温度』をコントロールすることが大切だとお話ししましたが、しっかりと食材を冷ましてから蓋をして持って行ってても、食べるまでの保管場所の環境が高温であれば、お弁当の中身もグングン温められてしまいます。

そこで、細菌が繁殖しにくい温度を確保するために、保冷剤を活用しましょう。
無いよりは断然温度の確保がしやすいので、ケーキなどについていた保冷材を冷凍庫で凍らせておき、お弁当の載せておくだけでも違いますよ。

また、保冷材代わりに、昨晩からペットボトルにお茶や水を入れて凍らせておいて、それをお弁当と一緒に保冷バックにいれておいても効果が大きいです。

さらに、凍ったまま入れられるおかずをお弁当箱に入れておくことで、お弁当箱の中の温度が低く保てます。

凍ったまま入れられるおかずは、
・自然解凍OKの冷凍食品
・凍ったミニゼリー
・サツマイモ
・枝豆
なんかが使えますよ。

梅雨の弁当は酢を活用♪

さらに工夫をするなら、殺菌効果のあるお酢を活用してみましょう。

ご飯を炊くときに少量のお酢を加えると、臭いも気にならずに傷みにくくなります。

お弁当箱の洗い残しなどの微量な細菌が広がるのを防ぐために、良く乾かしたお弁当箱にお酢を霧吹きで吹きかけるか、薄く塗る事でも細菌の繁殖を抑えられます。

お酢のスプレーを用意しておくと、詰め終わったお弁当の上からでも少量スプレーする事ができるので、便利です、

理想は朝作りたてのおかずを詰める事ですが、なかなか忙しくてそうもいってられません。昨夜の残りや、作り置きのおかずを詰める時には必ずお酢を使うようにしています。

梅雨のお弁当のまとめ

お弁当の保管場所に冷蔵庫がある環境と、食べるときにレンジで温められるならそんなに神経質にならなくても大抵は大丈夫ですが、油断していると食中毒に当たってしまう方が増える時期です。『温度』プラスαの工夫で、安全でオイシイ梅雨のお弁当になりますので、是非参考にしてみて下さいね!

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