爪が根元から剥がれる原因と、新型手足口病の症例と対処法

      2016/03/19

あれ?!爪の根元が白くなって浮いてきてる!と気づいたらビックリしますよね。
爪が根元から剥がれてくる原因と、新型手足口病の紹介、爪が浮いてきたり剥がれてきた際の対処法をご紹介します。

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爪が根元から剥がれる原因とは?

爪が先端から剥がれたり、二枚爪になるといった事は主には爪の先端に大きな衝撃が加えられたり、乾燥や栄養不足、血行不良などが考えられます。

ところが、『爪が根元から剥がれる』しかもペロンと、痛みも殆ど伴わずに剥がれ、その下には新しい爪が生えている。

などという場合は、ウィルス感染が疑われます。
2011年以降では真っ先に「手足口病」に数週間から1ヶ月前に罹っていなかったかを疑ってみてください。

これは、爪が根元から剥がれたからといって、現在何かの病気であるということではなく、病後の後遺症のようなもので、爪が作られる細胞がダメージを受け、根元から剥がれてしまうのです。

手足口病にかかったからと言って、全ての人の爪が根元から剥がれるわけではありません。病名が「手足口病」であっても、ウィルスの型によって症状が変わってくるのです。

管理人の子供も2011年に、手足全ての爪が根元から毎日ペロンペロンと剥けてきて、親として心配で不安で随分とお医者さんに診てもらったのですが、当時ははっきりとした原因を突き止める事が出来ませんでした。

何故なら、それ以前までの「手足口病」の一般的な症状に「爪が病後1ヶ月ほどで根元から剥がれる」などとは、医学書にも載っておらず、ほとんどのお医者さんも症例を知らなかったのです。

また、手足口病は一度かかったら、もう感染しないのではなく、型のちがうウィルスのものには免疫がないので感染しますし、大人でも感染します。

爪が根元から剥がれる新型手足口病

なぜ、2011年ごろまでは爪が根元から剥がれてしまう原因に「手足口病」が疑われてなかったのでしょう?

手足口病はコクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス71(EV71)などのエンテロウイルスが原因ウイルスです。

基本的には重症化の少ない疾患ですが、急性髄膜炎の合併が時に見られ、稀であるが急性脳炎を生ずることもあり、なかでもEV71は中枢神経系合併症の発生率が他のウイルスより高いことが知られています。

2011年と2013年に日本ではコクサッキーウイルスCA6による手足口病の大流行があり、その際に初めて病後に爪が根元から剥がれるという症例が一般的に知られるようになったのです。
fig1参考データ:国立感染症研究所

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コクサッキーウイルスCA6による手足口病は、従来の物と比べ、水泡が大きく、手の皮や足の皮がズルズルと剥け、病後数週間から1ヶ月ほどで爪の脱落が起こる、ド派手な症状なため、従来知られていた手足口病に対し、「新型手足口病」とも言われています。

管理人の子供はまさに、2011年このコクサッキーウイルスCA6による手足口病に罹っており、派手に指も手のひらも、足の指も皮がむけてしまい悲惨な状態でした。

ですが、意外にも子供は痛くもかゆくもなく、発症した晩だけ、かゆ過ぎて眠れず、一晩中私が手のひらや足の裏をかいてあげていた記憶があります。

爪が根元から剥がれ始めたのは、病後3週間ほど過ぎてからだったので、病気との関連が分からず、お医者さんにも「手足口病で爪が剥がれるのは考えられない」と言われ、保育園の保母さんも、いろんな文献を調べてくれたのですが、当時は原因がわからずじまいでした。

2014年には次女が手足口病になりましたが、症状が軽く、手の皮が剥ける事も、爪が剥がれることもなく、大変軽いものでした。おそらくウィルスの型が違っていたのでしょう。

爪が根元から剥がれる対処法

上記でご紹介した手足口病の後遺症による、「爪が根元から剥がれる」症状は、実際に子供のド派手な症状に見舞われた経験上、下から新しい爪が生成され、剥がれても支障がない状態で自然に剥がれるものなので、心配はいりません。

何せ、全ての指の爪がまんべんなく剥がれ落ちましたから"(-""-)"

当時保育園に通っていた子供は爪の事など気にもせず、毎日元気に工作だの砂場遊びなどをしていました。剥がれてしまう方が遊びやすく、逆にまだ残っている爪がある方が引っかかって痛みを伴ったりするので、絆創膏で保護してあげていると、自然に剥がれ、時間とともに爪はきれいに生えそろいましたよ。

見た目がグロテスクなので、特に大人がなってしまった場合は気の毒ですが、爪は一日0.1ミリ伸び、2.3か月もすればきれいになるので安心してくださいね。

まとめ

爪が根元から剥がれるという衝撃的な病気は、実は子供がよくかかる「手足口病」の後遺症であることが近年2011年以降に広く知れ渡るようになりました。
病気が快復した後ひと月ほど後に爪が剥がれるので、関連性に気づかずに不安になる方が多いようですが、3週間から1ヶ月前に発疹がでなかったか?熱が出なかったか?と思い出してみて下さい。
心当たりがあれば、爪脱落の原因はウィルスによる当時の爪細胞へのダメージによるものです。
新しい爪の生成とともに、きれいに治っていくのでご心配なく。

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