中秋の名月の意味と食べ物は?満月とは限らないの?

   

e71616595d9e5aa3120622b74a058fb6_s中秋の名月と聞いて、何を思い浮かべるでしょう?ぼんやりとはイメージしていても、意外にもその意味や食べ物やお供え物を知らなかったり、また満月だと思い込んでいたりしませんか?こちらの記事では、『中秋の名月』の意味や食べ物、満月かどうかなどの謎を解いていきます。

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中秋の名月の意味とは?

『中秋の名月』。夏が終わり、空気が秋めいてきたころ、目や耳にする言葉ですが、『ちゅうしゅうのめいげつ』と読みます。

なんとなく、秋のお月さまがきれいな日で、お月見などをする日なんだろうな。くらいにしか思っていないかもしれませんが、本来の意味は何なのでしょう?

そもそもどうして満月はだいたい毎月あるのに、秋の中秋の時だけ名月といわれるのでしょうか?

■■中秋=旧暦の8月15日■■
中秋という言葉は、本来旧暦の8月15日を指す言葉です。
旧暦では、7月から9月が秋とされ、その真ん中にあたる8月の15日を指しています。
旧暦ですから、現代の新暦では毎年その日が変わります。
参考までに、旧暦の8月15日を新暦では下記の日程になります。

2015年9月27日
2016年9月15日
2017年10月4日
2018年9月24日
2019年9月13日
2020年10月1日
■■中秋の時期はなぜ月がきれいに見える?■■
上記により、中秋の日が毎年変動することが分りました。
この中秋の時期は、夏の空の空気も打って変わって、澄み渡るようになり、月の高度もちょうどよく、地球に近づいているために鑑賞するには最も適している時期となります。

これらの事から、『中秋の名月』とは、旧暦の8月15日(秋の中頃)に鑑賞することが出来る、美しいお月さまを表しているのです。

中秋の名月の食べ物といえば?

『中秋の名月』には何を食べたらよいのでしょう。また何をお供えしたらよいのでしょうか。

月を鑑賞する習慣はもともと中国から伝えられ、日本では9世紀末ころから宮中の月見の宴が行われはじめたようです。

それと同時に元々、民間では秋の収穫物に感謝する祭りが存在しており、これらの自然に感謝する祭りと月を愛でる宴が融合し、『中秋の名月=月を愛で、豊作に感謝し、祝う行事』となったようですね。

このことから、月に見立てた「お月見団子」や、「芋」、「ススキ」や「稲穂」を供えたり、食したりしています。

現代では「団子」が一般的ではありますが、米を主とする以前は芋が重宝されており、ちょうど中秋の頃の満月の日に里芋を収穫する風習があったため、その収穫した里芋を供えたことからお月見団子が発祥したようです。

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そういえば、一部地域では中秋の頃に河川敷などで、『芋煮会』などを開いて里芋をたっぷりといれた鍋を、家族や同僚たちと食べながら宴を行う地域がありますね。

四国で暮らしたことがありますが、『芋煮会を行います』と言われ、『?何のこと??と戸惑ったことがあります(^^)/』

中秋の名月の食べ物やお供え物は、団子でなくてはならない、という事ではなく実際には秋に収穫できる野菜や果物(例えば、ブドウや梨、里芋やサツマイモ等)とススキや稲穂などをお供えしながら、名月を愛でると、良いと思いますよ!

中秋の名月は満月とは限らない?

中秋の名月が満月とは限らないということをご存じでしょうか。

まず、『中秋』とは秋の中日という意味で、旧暦8月15日を指します。この旧暦の8月15日の晩に出る月を指して、
『中秋の名月』と呼ばれているのです。

『中秋』=『旧暦の8月15日』ですので、
旧暦の8月15日は新暦に置き換えると毎年変わります。

2015年は9月の27日でしたし、2016年は9月の15日、2017年には10月4日となります。

では、中秋の名月といわれるくらいだから満月なのでは?と思いますよね。私は思っていました~(*_*;

ところが、満月というものにも細かい定義があることが国立天文台のサイトで分りました。

『満月』とは地球から見た太陽と月の角度が180度になる瞬間の月を指します。厳密に言えば瞬間でしかありませんが、広くはその満月になる瞬間が含まれる日の夜に見られる月を『満月』と呼んでいます。

その満月には周期があり、国立天文台によりますと、月はおよそ29.5日の周期で満月、新月を繰り返しますが、厳密に言えば毎回正確に29.5日周期ではなく、29.3日~29.8日の間で変動するとのこと。

周期が変動する理由は、月が地球の周りを回っている(公転)間にも、地球が太陽の周りを回っており、地球が動いた分だけ月は余計に回らなければならなくなるから。

というわけで、前回の満月の瞬間からかなり大雑把には30日後に満月が起こりますが、それが毎月の15日とは限りません。月によって30日の月と31日、28日の月がありますよね。

ですので、『中秋の名月』の日が必ずしも『満月』とは限らないのです。

ちなみに、『中秋の名月が満月の日』であったのは、近年では2011年から2013年の3年間連続であり、その後は8年後の2021年に『中秋の名月が満月』となります。

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中秋の名月のまとめ

これでニュースで「今日は中秋の名月です。どんな過ごし方をしますか?」と聞いても、パッとイメージが浮かぶはず!あなたの暮らしにも自然の季節感を取り入れたインテリアとしても、ススキやお供え物を窓辺に配置してみてはいかがでしょうか(^^)/

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