里芋で手の痒みの原因は?痒みの治し方と痒くならない剥き方

   

スポンサードリンク

c1a79716653ca01b5cf92e2c5a4446e7_s里芋は秋の人気の食材ですが、実は調理する人にとっては、たまらないほど手が痒くなる厄介な食材です。そこで、里芋で手が痒くなる原因と、痒みの治し方、最後に手が痒くならない里芋の皮の剥き方のコツをご紹介します。

スポンサードリンク

里芋で手の痒みの原因とは?

里芋の皮を剥いたりすったりすると、たまらないほど手がかゆくなる場合があります。アレルギーかしら?と思ったことがあるのは私だけではないはずです|д゚)

 

里芋を食べる事による体調不良のアレルギーと、調理時に里芋を触って起こる痒みの原因は実は違うんです。

 

調理時の手の痒みは、アレルギー反応である事は少なく、たいていは、『シュウ酸カルシウム』なのです。

 

里芋の皮付近に存在しているシュウ酸カルシウムは、針状の結晶で、剥いだり擦ったりすることにより壊されてバラバラになって、手や口などにささってかゆみが発生してしまうのです。

 

え~!!|д゚)
ショック
トゲが刺さってたの??

 

って思いますよね。。。。
分かります。私も初めて聞いたときは驚きました。
トゲ状の結晶が深く食い込むと痒みよりも痛みの方が強くなり、痒みが強い場合は、ある意味軽い傷が皮膚についているということなのだそうです。

 

ゴシゴシ洗い流すと、トゲが食い込んでさらに痒みが増してしまうのでやめましょう!ではどうすれば良いのか?次に痒みの治し方をご紹介します。

里芋調理時の痒みの治し方

里芋の皮を剥いたりして調理している最中に、手が痒くなってしまった時の対処法は、シュウ酸カルシウムは酸にとても弱いという性質を持っていますので、これを利用します。

 

★水で3~5倍に薄めたお酢で手を洗うか、酢水の中に手を付ける。

 

★もしくは、手を濡らして直接酢やレモンを少量かけて手を擦ってから水で洗い流す。

 

★お酢の匂いが苦手な方であれば、クエン酸小さじ1を1リットルの水に溶かして、その中で手を洗うのも効果的です。

 

★また、上記で紹介した酢水やレモン汁に手を付けながら里芋の皮を剥くと痒くなりにくいものです。

 

里芋の痒くならない剥き方のコツ

★★痒くならない里芋の皮の剥き方★★
里芋の皮を剥くのに、手が痒くならない方法を3つほどご紹介します。いつも手が痒くなるという方は次回からどれかお試しになってみてくださいね。

 

①皮を剥く前に加熱しておく
まずは里芋をよく洗って泥を落とします。

ガラスの耐熱ボールなどに里芋と浸かるほどのお湯を入れて軽くラップをかけ7分程電子レンジで加熱。

両端を切ってから、皮と身の間に爪楊枝を刺してぐるっと切りはなします。

このようにして剥いた里芋は味の染みが早くて、手も痒くなりませんよ。

 

②直接手でさわらないようにする
里芋の真ん中に割りばしを指して、周りの皮をピーラーで剥く

割りばしを抜いて上下だけ皮を厚めに切り取る。

 

③シュウ酸カルシウムは酸にとても弱いという性質を持っていますので、あらかじめ里芋を酢水につけてから料理する。

まとめ

里芋は煮物や、芋煮鍋、トン汁に入れたりと、我が家でも子供たちは大好きな食材です。でも私は痒くなるのが嫌でついつい冷凍食品に頼っていた時期もありますが、今では家庭菜園で里芋を育てるようになり、この痒くならない方法を活用しながら旬の里芋を思う存分いただいています。参考にしていただけると幸いです。

スポンサードリンク

 - 悩み, 生活