新居浜太鼓祭り2016の運行予定とキンモクセイが気になる訳

金木犀の香りがしだすと新居浜に住む人々は『そわそわ』としだします。それは勇壮華麗な『新居浜太鼓祭り』が近づいている知らせだから。そんな新居浜太鼓祭り2016の運行予定をご紹介します。

新居浜太鼓祭り2016の運行予定

関西出身である筆者は、縁があって数年間愛媛に滞在していました。そこで感じた事は、『新居浜太鼓祭り』は地元の人々にとってみれば、仕事なんてしていられない、祭りの日が近づくと浮足立ってしまうほどに愛してやまない祭りなんですよ。

象徴的な出来事がありました。
仕事の移動中に、たまたま路地を歩いていると、どこからともなく甘酸っぱい香りが漂ってきて、「あ、キンモクセイの匂いだな・・・。」と思っていたところ・・・

同行していた男性社員2名が「この匂いたまりませんわ～」「そう、そう」と呟いたので何のことかと尋ねると、金木犀の匂いは、太鼓祭りの季節の訪れを告げる象徴的なものなのだと教えてくれたんです。

その後は、よそ者の吾輩はそっちのけで、祭り談義を延々としておられましたし、祭りの日は、地元の企業なら会社自体が休みになるのも珍しくありません。っていうか、皆さん働きません・・・"(-""-)"
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私『それでいいんですか？( ﾟДﾟ)』

新居浜地元民『えんじゃがよ～（いいんだよの意）、わしらの太鼓祭りは日本一なんじゃから、見に来んといかんけやぁ～（見に来いの意）』
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そんな祭りなのですから、是非見ておかなければ！と、初年度は新居浜の川西地区の一宮神社に見物しにいきました。

・・・・正直いって、本当に驚きました。
〝血が騒ぐ″とは、まさにこんな感じなのかと。。。

お世辞ではありません。よく、太鼓台どうしの喧嘩が見ものだと思われている方もおられるようですが、よそ者の私にとってみれば、喧嘩なんかよりも、純粋に太鼓台の大きさや房の揺れる美しさ、それを担ぐ男衆の数と真剣な眼差し、息のあったかきあげの様子に目を奪われました。

太鼓台（神輿）を担ぐ日本の祭りは他にも沢山知っていますが、その神輿のスケールの大きさと、太鼓台を担ぐ『かき夫』と呼ばれる男衆の一体感と、見物人との一体感が素晴らしく、その迫力はどこにも負けないものでした。

もちろん好みはあるでしょう。ですが、全国的に有名な岸和田のだんじりも義兄の地元で何度も見ていますが、負けないどころか、新居浜太鼓祭りは完全に男祭りの穴場だと思います。知名度は劣っていても、その迫力は勝っていました！

「そ～りゃ、えんやえんや、よいやっさぁ！」の掛け声で、3トンもある太鼓台をわずか150名ほどで持ち上げる様は、まさに勇壮華麗！『男祭り』の名称に納得！
その後新居浜滞在中の数年間、各地域の太鼓台を見に回ったのは言うまでもありません"(-""-)"

...ごめんなさい、予定外に筆が走ってしまい、前置きが伸びてしまいましたが、そんな素晴らしい『新居浜太鼓祭り』の2016年の運行予定をご紹介しますね。

★★★新居浜太鼓祭り2016★★★

■開催日：２０１６年１０月１６日（日）～１８日（火）

■太鼓台数：全５３台
（川西、川東、川東西部、下郷・又野・松神子、船木、角野、泉川、中萩、大生院地区）

■新居浜太鼓祭り会場案内図


参照：新居浜太鼓祭り公式ページ

■新居浜太鼓祭り2016　運行予定

※新居浜では当たり前の注意事項ですが、太鼓台のかき棒の前は非常に危険です。絶対に運行中の太鼓台の前には出てはいけませんよ。万が一の場合、ケガでは済みませんので。

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新居浜太鼓祭り2016運行予定のまとめ

祭りは3日間開催されています、見物人の大半はごひいきの太鼓台があり、その太鼓台がいる地域を見に行かれることでしょう。どの地域でも『かきくらべ』は必見です。地鳴りとともに、説明のつかないザワザワと〝血が騒ぐ″、目に見えないエネルギーに包まれる事間違いなしです。
管理人は樹齢千年を超えるクスノキの下で行われる、一宮神社内でのかきあげが最も美しくて大好きです♪よかったら是非。

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