小児の肥満の診断の基準と食事で気を付ける事は?ダイエットしてもいい?

   

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イラスト縦子供の肥満について気になったので調べてみました。小児肥満の診断基準はどのように行うのか?食事で気を付ける事や、ダイエットはしてもいいのかなどをまとめています。

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小児の肥満症診断の基準は?

子供が太りすぎかも…?と心配になることありますよね。ぽっちゃり程度なら良いのですが、将来の成人病につながるような肥満症であれば、何らかの対処をおこなわなければならないと思います。

 

そこで、肥満傾向の度合いを見るための判断基準として、どのような数値を用いたら良いのかを調べてみました。

 

大人の場合はBMI指数というのがよく使われていますが、成長期の子供の場合は、年齢(身長)で大きくBMIの正常値が変動するので、子供の肥満診断に用いるには無理があるとされています。

 

そこで、新たに小児肥満の診断基準として、下記の基準が提言されています。

 

■肥満度20%以上で、かつ体脂肪率が基準値を超えている場合に肥満と判断する。

・肥満度(%)=(実測体重-標準体重)÷標準体重×100
・標準体重(kg)=係数1×身長(cm)3+係数2×身長(cm)2+係数3×身長(cm)+係数4
・体脂肪率=
男児(小児期全般):25%
女児11歳未満:30%,11歳以上:35%

 

判定=
肥満度 -10%未満:やせ
肥満度 -10%以上+10%未満:普通
肥満度+10%以上+20%未満:過体重
肥満度+20%以上:肥満

 

この計算式に当てはめると、我が子が過体重であることが分かりました。けっこうな肥満気味なのですが、いわゆるお医者様に診てもらう必要のある小児肥満症には達していない事が分かり、少し安心。。。でも、気をつけなければならないので、さらに食事やダイエットについてもまとめていきましょう!

小児の肥満:食事で気を付ける事

もしも、肥満傾向が強く、将来の合併症など心配な結果が出ましたら、まずは下記に思い当たる事がないか、チェックしてみましょう。

 

□好きな物ばかり食べていないか?
□食事の時間は規則正しく決まっているか?
□色んな食材を適量、時間も規則正しくとっているか?
□ジュースなど甘い飲み物を飲みすぎていないか?
□お菓子を食べすぎていないか?
□食べている量や質に対して体を動かす頻度が少なくないか?
□ゲームやテレビなど体が横になっていることが多くないか?
□便秘ぎみではないか?

 

これらに当てはまる項目があれば、普段の食事や生活習慣を見直す事で、子供の肥満傾向を緩和、もしくはこれ以上肥満にならないようにする事ができます。

 

便秘ぎみであるならば、お通じが良くなるような食材やヨーグルト、適度な運動やストレッチなどを行い、体質の改善を図る事で、食べたものを貯め込まないようになり、肥満傾向が改善する事があります。現在の食事習慣や生活習慣を見直す事からはじめてみましょう。

 

成長期の子供で、得に女の子は生理が始まる前などはグンと身長が伸びたり、急に足のサイズが大きくなったり、急に服が入らなくなってきたりということがあります。きっと保護者の方も気づくはずですので、よく観察してあげましょう。

 

子供の肥満傾向が気になったら、体重を減らす事よりも現状の体重を維持しながら身長が伸びていけるように、意識するとよいかもしれませんね。

 

子供、特に思春期の子供の肥満は、心の病に繋がる事やいじめにつながる事もあり、早めの対応が必要になります。必要であれば、小児肥満についてのカウンセリングをお医者さんから受けてみましょう。我が子も受けずにすむように、日々習慣を改善していくようにしよう!!

小児肥満にダイエットはいいのか?

特に成長期の子供には過度なダイエットはすすめられません。毎日体の中では新しい細胞が生まれ、日に日に体が成長していくために必要な栄養素はとらなければならないからです。

 

思春期にもなれば親がさせなくても自分で気にして始める場合もあるでしょうが、その際にも正しい方法をさせてあげなければなりません。

 

ダイエットよりも、むしろ、運動が足りていないのならば積極的に外遊びを行ったりして適度な運動を心掛けるようにし、インスタント食品や揚げ物、炒め物などの油や添加物が多い食事内容であるならば、伝統的な和食を取り入れるようにしてみることで、カロリー過多が改善されます。

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子どもに無理なダイエットをさせるのはオススメ出来ませんが、正しい食事内容や生活習慣の見直しにおススメの本がありますので参考にしてみてくださいね。

まとめ

実は私の娘もけっこうな肥満ぎみで、心配になっていたんです。元気に外遊びはするし、活動的な方だと思っていたのですが、思い返すと小さいころから便秘がちで、気張らないと出ないのが普通。炭水化物が大好きで、いつもおやつはおにぎりを食べたがるなど、思い当たる節がチラホラ・・・(*_*;
お菓子よりはいいかなと思いながらも、カロリー過多ぎみだったと反省しきりです。

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