浴衣をリメイクして衣服やインテリア、小物にするアイデア
着なくなった子供の浴衣や、自分の浴衣、親や祖父母から貰った浴衣など、そのまま着る機会はないけど捨てられない。そんな時にはリメイクして再利用しませんか?定番のリメイクから意外なリメイクまで、衣服だけでなく、インテリアや小物に変身するアイデアをご紹介します。
浴衣をリメイクして衣服に
浴衣は日本の夏の定番アイテムですが、お祭りや花火大会意外では、なかなか普段着る事が少ないですよね。古くなったものやシミや汚れがついてしまっているもの。でも捨てられないもの。そんな浴衣のリメイクでまず思いつくのが・・・
【浴衣としてまた着れるようにする】
■丈を短くしてそのまま寝巻きにしたり、海外の人のようにガウンみたいに羽織る。夏のお風呂上りは汗を吸ってくれて、冷房の効いた室内でも程よく体温を守ってくれて気持ちがいいですよ!
■上下セパレートタイプの浴衣
まずは浴衣として再利用したい場合は、上下セパレートタイプの浴衣にリメイクすることで、簡単に着られるようになります。専門店でもしてくれますが、結構なお値段になります。上下に切ってしまって、縫い目は帯で見えなくなるので、不器用な方でも簡単にできますのでチャレンジしてみてはいかがでしょう。。。
→作り方参照http://otsukaya.co.jp/index.htm
(大塚屋さんのページですが、左の『手づくりしましょう』を開いて、上部の『過去一覧ページ』内の、左から二列目の上から12段目『二部式ゆかた』を参考に作れます♪
【浴衣を洋服としてリメイクする】
■エキゾチックなカシュクールブラウス
柄にもよりますが、意外にも大人っぽくておしゃれなブラウスに変身できるかも??
http://www.ohta-y.jp/?pid=33666194
■夏の室内着や普段着として可愛いワンピースhttp://www.ohta-y.jp/?pid=62165593
またはムームーhttp://homepage3.nifty.com/samantha/mu-mu-2.html
■エプロン
直線で縫うだけなので、簡単に作れますよ!和柄のエプロンはいつもと気分が変わって家事が楽しくなります。
浴衣をリメイクしてインテリアや小物に
浴衣のリメイクは衣服だけじゃありません。浴衣に使われる柄や模様は、流行りすたれがなく、逆に現代では新しく感じる物も多くあります。汚れや痛みが酷い場合は、きれいな部分を端切れとして活用し、様々な小物やインテリア用品にリメイクすることが出来ますよ!
■のれん
室内の雰囲気にもよりますが、浴衣の柄は暖簾にすると、パッと室内が夏らしく、和モダンになります。しかも直線縫いだけなので手縫いでも、ミシンでも簡単にできますよ。
■風呂敷
あると便利なもの。風呂敷は正方形に縫うだけでいくつも作れます。運動会のお弁当や重箱を包んだり、普段はいろんな結び方でバックやポーチに変身させることも!
■座布団・クッションカバー
浴衣の和柄の座布団やクッションカバーは夏のインテリアのスパイスになって、とても素敵です。いくつかの浴衣の柄をつないでパッチワーク風にするのも素敵。
■日傘にリメイク
日傘の骨組みキットを購入すれば、素敵な浴衣の柄を活かした日傘が作れます!和柄の日傘は目立つこと間違いないですよ♪
画像出典:Craft Cafe
http://www.tukurutanosimi.com/fs/tsukuruonline/NAB-70
■うちわ
団扇だって手づくりできます。団扇の出づくりキットがありますので、浴衣の生地を張り合わせるだけですよ~
■ショッピングバック
いくつあっても便利だし、リバーシブルにしても可愛いですね。
■ポーチ
ファスナー付きでも、紐で縛る巾着タイプでも、お子さんがいれば、シューズバックや体操服入れ、絵本バックにだって変身させられますよ~
■テッシュ入れ
和柄のティシュ入れって意外に少ないので、オシャレだし目を引きますよ!
色んなアイデアをご紹介しましたが、私は高知のよさこい祭りの衣装をプロデュースしている『ほにや』の小物が大好きなので、そのインテリアや小物、衣服を参考にすると浴衣のリメイクがたくさんヒラメキます。良かったら参考までにほにやさんを覗いてみてくださいね~
ほにやhttp://honiya.gt.shopserve.jp/
浴衣リメイクおすすめの本
浴衣のリメイクって、アイデア次第でいくらでも浮かんでくるものです。アイデアに行き詰まった時には、着物リメイクや浴衣リメイクの本を参考にしてみる事で色んなアイデアが浮かんできますよ!
また、サイトを検索してみるのは誰でもしているでしょうが、意外とリメイクという事に着目しすぎてチェックし忘れているのが、オシャレなインテリアショップやセレクトショップのアイデアです。
一見和に見えないデザインでも、ほんの一部に和柄を取り入れたファブリックや、ランチョンマット、コースター、ランプシェードなど、オシャレだなって感じる物に多くの浴衣の生地が使われていたりしますよ♪
『もったいない』の気持ちで普段から周囲にアンテナを張っていると、意外な場所やお店で目からウロコのアイデアに出会ったりもします。
本やネットだけが情報のすべてではありませんので、是非意識して普段の生活をしてみてくださいね。ゴロゴロ身の周りにリメイクのアイデアが転がっていますよ(^^)/
浴衣のリメイクまとめ
懐かしい夏の思い出の浴衣や形見の浴衣。日本の廃れてしまった着物文化の中にあって、唯一夏の限られたシーンではまだ多くの浴衣姿を目にします。そんな浴衣には素敵な柄がたくさんあります。是非リメイクして、洋服に、インテリアに、小物にと再利用してあげてくださいね。これこそが着道楽ではないでしょうか・・・(^^♪