ハロウィンのアップルボビングゲーム、占いの方法と由来
ハロウィンの定番ゲームである『アップルボビング』のゲームの方法と、アップルボビングの起源でもある恋占いの仕方、またその由来についてご紹介します。
ハロウィンパーティーにアップルボビングゲーム
西洋ではとってもメジャーなハロウィンの遊びといえば、『アップルボビング』です。
アップルボビングとは、水を入れたタライの中にリンゴをいくつも浮かべ、手を使わずに口で!くわえて取るゲームです♪
けっこう難しくて、なかなか成功しないのですが、美味しそうな大きなリンゴではなく、規格外れの小さいサイズのリンゴが手に入ると最適かもしれません。
ヘタを口でクワエルというよりは、リンゴの果実そのものを歯で挟むというもの・・・。
口が大きく開く人が断然有利ですね(^^)/
★裏技としては、タライにリンゴを浮かべる際に、水は浅くはっておいて、勇気を出して口だけではなく、顔全体をタライにつけて口でリンゴをタライの底に押し付けて、すかさずリンゴを吸いながら歯で挟むと取れやすいですよ(^_-)-☆
口の小さい人は、この方法をヒラメクことができるかどうか?が勝敗を左右します~。
でも、日本のリンゴって大きいですよね、小さいリンゴが手に入らない場合は、ヘタが長めのものを選んでヘタをくわえられるかどうか?でゲームにするとよいです。
ゲームの競い方は、制限時間内に多くのリンゴを取れる人が勝者としたり、一つを取るのにかかったタイムを競うと良いです。
その後は取れたリンゴの皮むき競争をしてみんなでリンゴを食べても楽しいです!
また女の子だけのハロウィンパーティなら、下記でご紹介している伝統的なリンゴ占いを行うのも盛り上がります★
アップルボビング占いをしてみよう♪
もともとアップルボビングは西洋で行われていた、将来の伴侶を占っていた恋占いからきています。
せっかくですから、単なるリンゴ取りゲームだけではなく、恋占いとしてハロウィンのイベントにしてみてはいかがでしょう?(^_-)-☆
★アップルボビング占いの方法★
【準備】
リンゴ一つ一つに、想い人の名を書くか、刻むかして用意しましょう。それを水を張ったタライに浮かべて、手を使わずに口だけを使い取ることができるかどうか?を行います。
【結果判定】
・1回で目的のリンゴを口で取ることができたらその恋は成就する。
・2回目で取れた場合は、その恋はもう少しだけ続く。
・3回目で成功した場合は、愛ではなく、憎悪を意味。
・4回目以降は残念ながらその恋は諦めるしかない。
恋占いとなっていますが、口の大きい人、歯が出っ歯なほうが
成功しそうなので・・・口の大きい人は恋も成就しやすいってことかしら・・・?
アップルボビングの由来は?
そもそもハロウィンというのは、欧州の古代ケルト人が起源とされており、ケルト人の間では一年の最後の日が10月31日で、日本でいうところの大晦日にあたります。
この一年の最後の日と一年の始まりの日の間に存在するタイミングに、この世とあの世の霊界が繋がり、死者が家族を訪ねにやってくると考えられていました。(日本のお盆みたいだね!)
その際には、元家族の死者だけでなく、魔女や妖精など、悪霊もやってくると信じられていたため、悪霊から身を守るために魔よけの火を一晩中燃やし続けたのです。(日本でも通夜やお盆にロウソクや行燈に一晩中明かりを灯すね!)
そして、ハロウィンの定番でもある仮装というのは、その悪霊から見つからないためのカモフラージュという意味あいがあるのです。
ですからハロウィンの本来の仮装は、可愛い恰好というよりは、あの世の不気味なものと仲間と思わせるために、可愛くてもせいぜい魔女であったり、ゾンビやミイラ、幽霊やコウモリ、悪魔や黒猫、ドラキュラといった怪物が多いのです。
そして、そんなハロウィンに行われる行事としてのアップルボビングは、悪霊が恐れるとされる水を使うため、神聖な水の中には悪霊が入って来られないと考えられ、さらにリンゴは聖書にも登場する神聖な食べ物であり、この時期に収穫期を迎えるリンゴを使って、将来の伴侶を占うという事が貴婦人の間で行われていたようです。
このような由来から現代にアップルボビングが引き継がれてきているようです。
ハロウィンのアップルボビングまとめ
ハロウィンは今や日本でもおおきな盛り上がりを見せる年中行事になっています。宗教的にも縁のある人が少ない日本の中では、本来の意味からは離れているかもしれませんが、せっかくなので、お祭り気分で思う存分不気味な仮装をして、アップルボビングゲームを取り入れて盛り上がりましょう♪