手の皮がむける意外な原因は、溶連菌でもなくオキアミだった

   

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娘の手の指の皮がむけはじめ、それは手のひらにも広がり、これはいったい何の病気かと調べたり、お医者様に検査してもらったりとしていたところ、ようやくその謎がとけました。まさか釣りが原因だとは・・・。

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手の皮がむける意外な原因

ある日、9歳の娘が『手が何だかビリビリする』 『シュワシュワして痛くはないけど力を入れにくい感じ』と訴えてきました。

 

ちょうどその2日前には海釣りに出かけており、毒をもつゴンズイを何度も釣ってしまっていたので、『ゴンズイ触った?』と聞くと一度も直接手で触れてないらしいのです。

 

まぁ、刺されていたら当日からかなり痛いはずなので、2日もたってからしびれるというのも変だと思いました。

 

ただ、この時長女は体調も壊しており、ちょうど真夏の暑さでグッタリ、毎日夏休み中のダラダラがマックスになって、朝からソファに転がったまま動かない様子でした。

 

咳も出始め、あまりにも元気がないのでオデコを触ってみると熱い!あ~夏風邪ひいちゃったねぇ、熱が出始めてるから節々が痛いのと同じように、手のひらもジンジンするのかな?と思い様子を見ることに。

 

というのも、ちょうどお盆の連休に入る手前で、病院はどこもすでに閉まっている時間だったのです。応急診療所にいったところで、毎度解熱剤をくれるだけなので、行っても仕方ないと判断しました。

 

■その翌日手の皮がむける(釣りから3日後)

発熱の初日娘の熱は38度ぐらいまで上昇し、その日から3日間微熱(37.4度)が続いたのですが、比較的に食事も水分もとれていたので、家庭内の看護のみで、盆明けの病院が開いてからの診察をうけることにしました。

 

ですが、途中、手の違和感を訴えていた娘の手の指がベロッとむけてしまったのです。
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これは!昔もあったね、『手足口病??』
でも手足にポツポツ出てなかったし・・・。

 

もうかなりの勢いで手の皮がベロベロむけるので、私は完全に熱と手の皮がむける事には関連があると思い、色んな病気を調べたんです。

 

『溶連菌感染症』や
『川崎病』。

昔娘もなったことのある『手足口病』

 

一番怪しいのは『溶連菌感染症』だとにらみました。これはしっかり検査してもらおうと、連休明けの病院へ行くことに。

 

・・・結果・・・

■溶連菌=陰性

■川崎病=該当せず

■手の皮=病気によるものではないと判断、『何かに負けて剥けたみたいだし、ほっとけば治るから気にしないで』とのこと

■マイコプラズマ=簡易検査では陰性だが、詳細な検査結果は1週間後に出るとの事。(病気が治ってから分かるんだね"(-""-)"

 

先生はマイコプラズマ用のお薬を処方し、一応症状が治まるかどうかお薬飲んでくださいとのこと。

 

お薬飲み始めた翌日には熱は下がり、咳と鼻水、痰はまだ引きずっていたけれど、元気に食事もとるようになり、普段通りの娘にもどりました。

 

だけど、結局手の皮のあの激しい剥けようはいったい何だったの!?指だけならず、手の平全体がベロンと剥けてしまったんですから。。。
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病気や発熱と関連がないなら、他に原因があるはずだし、と色々諦めきれずに調べたところ、ようやく納得のいく
『これだ!』という原因が判明しました。

オキアミや網エビで手の皮がむけていた

娘の夏風邪の症状が一段落し、手の皮がむける以前の行動をこまかく思い起こしながら、発熱や病気とは関連がないとすれば、いったい何を触ったり、触れたりしたんだろうと調べていきました。

 

すると、どうやら、最初に思いついたとおり、釣りが最も怪しい。釣りの日に娘が触ったものは、団子釣りの餌、オキアミ、アミエビ。

 

釣りは初めてではないけれど、以前はサビキ釣りをしており、餌はパパが入れてくれていたみたい。

 

今回の釣りでは、サビキをする際の餌も自分で入れて、サビキをやめてダンゴ釣りに変えた後も、自分でダンゴを作ったりしたそうです。団子には網エビを混ぜてあり、挿餌もオキアミをつかっていました。

 

娘の手の皮は指先だけではなく、手のひら全体にまで広がってむけましたので、指先しか触らない挿餌ではないな・・・・どう考えても、手のひら全体を使うダンゴの餌に入っているものが原因だと思いました。

 

そう思うと、網エビ?魚粉?など調べてみたら、かなり多くの人が釣りの後に手の皮が剥けている事が分かったのです。
どうやら犯人は、

 

『網エビ』や『オキアミ』!

 

網エビやオキアミを触ったことによる手の皮が剥ける原因は、おもに2つあります。

 

■1つ目はエビ(アミ)アレルギー
※このアレルゲンは殻ではなく、解凍後の汁に多く含まれるようです。どうやらアミ類は自らを分解する酵素を出しているようです。この酵素自体に手がやられている場合もある。

 

■二つ目は付けエサや挿餌ののオキアミや長期保存可能なアミコマセに入っている防腐剤アレルギー


上記の原因から、娘はエビアレルギーは持っていませんが、エビを食べるのは嫌いです。嫌いなものって実はアレルギーが隠されていることもあるそうですので、もしかしたら、手に触れたアミエビの液でやられたのかもしれません。もしくは、挿餌として使っていたオキアミの防腐剤が強いので、それに負けた可能性も高いです。

どちらにせよ、次回からは釣りに行く際は、手術用の手袋か、手を保護するクリームを塗って、対策をとるようにしようと思っています。

調べてみると、昔ダイワからアミエビから手を守るスプレーが販売されていたのですが、15年前に製造中止になっていました。

代わりに釣りの際の手を守るクリームはないかと探してみたところ、ガードバリア・プロ用ハンドクリームというものを発見!これは使えそうなので、さっそく次回の釣りから活用してみたいと思います。

楽天にもあります★ガードバリアプロ用ハンドクリーム

同じような釣り後の手の皮がめくれる症状でこまっておられる方は試してみてくださいね。

まとめ

子供の手の皮がめくれると、まずは熱かな?何かの病気かな?とまず調べますが、意外なことに、病気や発熱とは関係なく、直前の釣りの際に使用した餌によるアレルギー反応、もしくは分解酵素や保存料に皮膚が負けた結果だったと分かりました。

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