熱田まつりの日程と歴史、花火大会の観覧場所
「尚武祭」とも呼ばれる「熱田まつり」の花火大会は、中部地方で最も早く打ち上げられる花火で、浴衣の着用もこの熱田まつりから…と言われ名古屋市民に愛されているお祭りです。荘厳なお祭り「熱田まつり」の日程や歴史紹介と、当日行われる花火大会の観覧場所などをお伝えします。
熱田祭りの日程は?
■開催日:2016年06月05日
■開催時間:
【例祭】奉納行事10:00~【花火】19:40~20:30
■熱田祭り場所:熱田神宮とその周辺
■花火打ち上げ場所:神宮公園 雨天翌日順延
■花火打上数:1000発
■人出:25万人
■花火観覧場所:
白鳥公園・白鳥庭園周辺での鑑賞が人気♪
(熱田神宮境内からは花火は見えません)
■アクセス:
地下鉄名城線神宮西駅地下鉄名城線神宮西駅2番出口から徒歩5分。名鉄本線神宮前駅から徒歩3分。
・・・・・「熱田まつり」「尚武祭」とは・・・・・
熱田神宮における最も重要で荘厳な祭。
10:00より勅使参向のもと、祭典が執り行われ、境内では終日に亘り武道や芸能が奉納される。夕刻より献灯まきわらが点灯され、神宮公園から花火が約1000発上がる。
熱田祭りの歴史
熱田祭りが行われる熱田神宮(あつたじんぐう)は、伊勢神宮に次ぐ権威ある神社で、三種の神器の1つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社として知られています。
熱田祭りは熱田神宮の最も荘厳な祭典である【例祭】を指しますが、これは皇室の弥栄と国の平安を祈念するため、宮司が祝詞を奏上し、天皇陛下のおつかい(勅使)による御幣物(ごへいもつ)の奉納、御祭文(ごさいもん)の奏上が行われます。
この【例祭】を一般的に「熱田まつり」「尚武祭(しょうぶさい)」と呼ばれているのです。
尚武とは「武道・武勇を重んじる」という意味です。
そのため、熱田祭りでは神様に弓道・柔道・剣道・相撲・演芸・俳句・献書などの奉納が行われます。
■熱田祭りの起源■
熱田まつりの起源は古く、平安中期に尾張地方で疫病が流行したため、神宮の南新宮社で疫病退散を祈ったところ、疫病がおさまったとされています。その後、地元の人が祭礼を捧げるようになったと伝えられています。
熱田まつり花火大会の観覧場所
熱田まつりの夜に開催される『熱田まつり奉納花火大会』は、2016年は06月05日の19:40頃から1時間ほど打上られます。
約1000発ほどの打上数で、打上数は大規模な花火大会と比べれば少ないかもしれませんが、この地方で行われる花火大会の幕開けとして、名古屋市民に人気の花火大会です。
雨天の場合は翌日順延となりますが、翌日も雨となった場合は中止となりますのでご注意くださいね。
さて、この花火大会は、熱田神宮公園で打ち上げられますが、熱田神宮公園は当日立ち入り禁止となります。
■打上場所
また、熱田神宮の境内からでは見る事ができません。
熱田祭りを神宮で楽しんだ後は、白鳥公園・白鳥庭園周辺に移動して観覧する事をお勧めします。
熱田神宮公園西側の遊歩道からも観覧することができますよ。
熱田祭りのまとめ
梅雨の真っ只中にあって、夏の訪れを告げるお祭りとして市民に親しまれている『熱田まつり』。この祭りから浴衣を着るというのが名古屋市民には定着していますので、一足早く、浴衣姿で歴史ある例祭を楽しみ、夜はこの夏最初の花火を堪能してみてはいかがでしょうか。
是非楽しんで下さいね♪