ワセリンは何から作られる?便利な使い方独断の6選と落とし方
2017/03/03
こんなに万能な素材があるなんて!って、我が家では大活躍しているワセリンなのですが、何から作られているのか?その便利な万能選手っぷりの使い方6選をご紹介。ついでに困ったときの落とし方もまとめています。
ワセリンは何から作られる?
乾燥した季節になってくると、お肌がカサカサして痒くなったりしますよね。ハンドクリームや保湿クリームと同じように、お肌の乾燥を防ぐ便利なものといえば『ワセリン』。
肌の乾燥を防ぐ万能選手としても、病院でも処方されることのある、ワセリンは何から作られているのでしょうか?
ワセリンは、石油から採れる炭化水素のペーストなのです。。
ワセリンには白色の物と、黄色の物との2種類がありますが、違いは ワセリンを石油から作るさいに行う、脱色の程度によるものです。吸着剤などで、より脱色されたものが白色です。
また、ワセリンが石油から精製されていると聞くと、不安に思われるかもしれませんが、リップや口紅などの化粧品や、医薬品、さらには食品添加物としても日常に多く使われているものなので、過度に不安に思う必要はありませんよ。
石油が原料だと聞くとイメージが悪いのかもしれませんが、普段使用している石鹸なども石油から作られているものです。
もちろん、体質に合う、合わないはあるかと思いますので、一度少量をテストしてみてから、使用してみても良いのではないでしょうか。
ワセリンの便利な使い方独断の6選
ワセリンは肌の水分が外に逃げないように、保湿された肌をラップでくるんでしまえるような使い方ができ、さらに外からの水分も弾いてくれるので、秋冬の水仕事にも活躍してくれます。
※注意が必要ですが、ワセリンそのものに水分を与える力はありませんので、すでに乾燥してしまっている肌に塗っても意味がありません。ワセリンを塗る前には、必ずお風呂上りの水分たっぷりのお肌か、化粧水などで保湿してあげてから塗って下さいね!!
そんな便利なワセリンなのですが、色んな使い方が出来て、とっても使いまわしが効くのでとても重宝しています。
そこで、実際に使用して気に入っているワセリンの使い方を6つご紹介!!
1★唇の荒れ対策
リップクリームには大抵ワセリンが入っていることを考えると、当然ではありますが、唇の荒れにはものすごく効き目があると感じています♪
2★主婦の手荒れ対策
秋から家事をしていると、あっという間に手がカサカサして、指先が割れたりしませんか?私の指も可愛そうな事になるんです。。。ハンドクリームだけだと、すぐに表面が乾燥してくるので、水仕事の前に肌のバリアとして塗り、水仕事が終わってからはハンドクリームの上からワセリンを塗ると長時間、手がシットリしていい感じになります。でも、ちょっとベタベタするので塗りすぎは注意が必要です!
3★自作の口紅グロスとして
私はミネラルパウダーのファンデーションを使用しているのですが、アイシャドウや、チークなども全てミネラルのパウダーを使用しています。そこで、少し濃い目のチークとワセリンを混ぜて自作のリップを作って、リップグロスのような使い方をしています。これが結構綺麗な発色をして、しかも唇が潤うので気に入っています。
4★傷パット代わりに
ケガをした時に、薬局で買う傷パットありますよね。傷口を乾燥させないようにして、肌が自ら再生していこうとする力を引き出してくれる浸潤療法を利用したものですが、これがワセリンとラップだけで出来るんですよ~。ケガをしたら患部を水で洗ってワセリンを塗って乾燥しないようにラップするだけ。傷パットの形に合わないケガの時にも便利だよ!子供はよく擦りむいてくるからね!
5★花粉症対策に
私は秋の稲?に反応するのか、秋の花粉症がひどいのです。子供たちは春先に花粉症になります。そこで、鼻から花粉が入るのを軽減するために、鼻の穴や入り口にワセリンを塗ってあげると、グズグズする鼻水が軽減できて重宝しています。関連記事『花粉症の鼻づまりで眠れない時に行う我が家オススメの解消法』も合わせてお読みください。
6★パパの靴磨きに♪
何でもオールマイティに使えるのがワセリンの魅力!靴磨き用のクリームが無くても、サッと塗って布でこするとピカピカになるんです。いつもリビングに置いてあるし、すぐ玄関に持っていけて、軽く撥水もしてくれるのでほんと便利ですよ。
ワセリン 落とし方
ワセリンは一家に一個あると色々と重宝するのですが、硬いのできちんと温めて薄く延ばさなくてはならないのが難点。
しかもついつい厚く塗りすぎてしまうことも。。。そして洗っても落ちにくいですよね。
このワセリンは、軟膏を作る際の基材となるものですから、とても安定性のある物質なのです。水やお湯、石鹸や洗剤、エタノールなんかにも溶けにくいです。
じゃあ、どうやってすっきり取り除くことができるのか?といいうと、ワセリンは油ですので、乳化させて落としやすくしましょう。
具体的には、ワセリンを落としたい部分にご自宅にある油(サラダ油・オリーブ油・菜種油・椿油など)を塗って、馴染ませていくと白く濁ってきます。これが乳化ですね。
で、ふき取るか、水で洗い流した後に石鹸などで洗い流しましょう。そうすると乳化されたワセリンと油が一緒に落ちてくれます。
まとめ
ワセリンは身近な素材で、実は知らないうちにあらゆるところで使われています。たいていの軟膏剤のベースとして、リップとして、化粧品や整髪料として、なので、石油??!!と過剰に心配なさらず、敏感肌の方などで不安のある場合は、腕の小さな部分で試してみて下さいね。大丈夫なことが分かると、本当に万能選手としてご家庭で活躍してくれますよ。