雛人形の後悔しない処分方法と、結婚後どうするか?などの豆知識

      2017/01/20

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364840女の子の健康と幸せを見守ってくれていた分身のお雛様。どうしても雛人形を手放さなければならない、飾る場所も保管場所もなく、どうすれば後悔しない処分ができるのか?とお悩みの方に、安心できる雛人形の処分方法や、嫁入り後はどうすればいいのか?などの
豆知識をご紹介しますね。

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雛人形の後悔しない処分方法

3月3日のひな祭りを華やかに彩ってくれていたお雛様。女の子の(身代わり)分身であるという考えからすれば、本来であれば、長く大切に保存して嫁入り後も飾っていただきたいなぁと、私は思うのです。

ですが、様々な事情でお雛様を処分したいという方も多くいらっしゃるようです。そこで、安心してお雛様を処分できる方法をいくつかお話ししますね。

【従来の処分方法】
所在地周辺のお寺や神社で供養してもらう。
全国規模では多くの神社で人形供養を行っています。費用は様々ですが、5千円~1万円ほどが多いように思われます。
ネットで検索窓に「地名(県名など)人形供養」と打ち込むと情報を得る事ができますよ♪
【寄付する】
児童施設や子供の施設では、ひな祭りに飾る人形がない所もあり、寄付したい旨を申し出ると喜んで引き取ってくれる施設もあります。あなたのお雛様に第二の人生をプレゼントできる方法ですね。◆ワールドギフトを通じで、支援物資として途上国などに寄付する。雛人形を途上国に送る?意外かもしれませんが、日本の家庭にある不用品を集めて世界中の団体や施設に物資支援を行っている団体があります。ここを通じて雛人形を必要とする施設に届ける事が出来ます。雛人形は人形供養をしてもらえた後で再利用されます。
費用:120サイズ3,900円  150サイズ4400円  170サイズ4900円
URL:http://world--gift.com/kuyou_web/index.html
【民間で処分してもらう】

日本人形協会が日本郵政と提携した、「ゆうパック」による人形感謝代行サービスがありますので、それを利用する。
費用:1箱(袋)5,000円
URL:http://www.ningyo-kyokai.or.jp/kuyou/index.html
生活協同組合などの人形供養祭を利用する
生協をご利用であれば、無料か有料であっても1000円~ほでで人形供養をしてもらえますので、一度お住いの生協さんに問い合わせてみて下さい。

葬祭業者に供養を依頼する
地域にある葬祭業者では、サービスの一環で提携している僧侶を呼び、年に一度か二度人形供養を行っている会社がけっこうあります。心当たりのある方は、地域の葬祭業にお問い合わせしてみて下さいね。

雛人形は結婚後どうする?

雛人形は女の子の幸せを願って飾られるものです。
成人し、結婚した後はその役目を終えたと考える風習もあるので、各地で人形供養や人形感謝祭などが開かれており、そこに人形を持ち込むかたもいらっしゃいます。

ただ、これも地域や年代によっても風習や考え方が異なり、結婚後もお嫁入り道具として新居に持っていき、ひな祭りのさいには、娘の雛人形と一緒に自分のお雛様を飾って、本人の存命の内は手放さないという方も。

かたや、娘が結婚してお雛様を嫁入り道具として持って行かなかった場合に、ご両親が毎年のひな祭りの節句に、娘の健康と幸せを願って自宅に飾るという方もいらっしゃいます。

そして中には代々雛飾りを受け継ぐという家も稀ですが存在するようです。

雛人形のプチ豆知識

★ひな壇が赤い理由
神社の鳥居が赤いのと同じで、赤は血の色で魔よけの意味があります。そのため、ひな人形のひな壇には赤い毛氈を敷くのです。

★お雛様の年齢
お雛様の顔は18歳のときの顔で作られます。近年人気の木目込み人形のお雛様は赤ちゃんや子供の顔でつくられるので幼い雰囲気をしています。

★お雛様は誰?
雛飾りの段は宮中を表現していて、お内裏様(おだいりさま)は天皇、お雛様は皇后なのだそう。

★お内裏様とお雛様の並び方
日本古来の並び方は、左上位の思想から、向かって右がお内裏様、左がお雛様だったのだそうです。現在でも京都など関西地方では左にお雛様を飾っているところがありますが、近年、国際マナーである右上位に従い今の並びになったという説があり、関東中心に右側がお雛様となっています。

 

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★ひな祭り何歳まで飾るの?管理できなくなったらどのように供養する?

まとめ

なかなか、『処分する』と言葉にも表記するのが躊躇われる雛人形ですが、手放す方法は意外にもたくさんあります。
出来れば、あとあと後悔のないように、納得のできる供養や寄付、第二の活躍の場が与えられるといいですね。
あなたの参考になれば幸いです。

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