博多祇園山笠:飾り山が見れる場所と追い山コース、祝いめでた歌詞

      2016/06/15

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235646700年以上の歴史ある博多の祇園山笠。正式名称は「櫛田神社祇園例大祭」です。『荒々しくも、美しく見る人の胸が熱くなる』そんな祭りである博多祇園山笠の日程や、見どころである「飾り山」や「追い山」、「山笠祝いめでた」の歌詞などをご紹介します。

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博多祇園山笠 飾り山が見れる場所

博多祇園祭りは毎年決まった日程で開催されます。
毎年、7月1日からはじまり、15日の追い山で幕を閉じます。

7月1日から、9日の全流お汐井とりが行われるまでの間は、動の祭りが始まる前の、静かに祭りを迎える静の期間といってよいでしょう。

山笠に神様を招き入れる神事を行った後は、各山笠は一般に公開されるので、人出の集まる商店街などには、飾り山笠が展示され、博多山笠のお祭りの訪れを期待させながら行きかう人々を楽しませてくれます。(7月1日から7月14日深夜まで公開しています)

★夫々の飾り山笠が楽しめる山小屋の場所をご紹介します。

博多祇園山笠 追い山コースは?

博多の祇園山笠の見どころといえば、何と言っても追い山笠です。

メインイベントは7月15日の午前4時59分から行われる、櫛田入りの追い山笠です。

その前には12日に追い山笠のリハーサルがおこなれるので、こちらも本番当日の雰囲気が味わえて楽しい・・・!本番の追い山笠同様に、櫛田入りの際には博多祝い唄の「祝いめでた」を唄う事が許されています。

また、13日には、明治通りの呉服町交差点~天神(福岡市役所)間にて、集団山見せがあるので、こちらも見どころです。

櫛田入りを見るのが最も魂が揺さぶられますが、混雑をさけて山笠をみるのであれば各見どころ日のルートをチェックして見に行ってみましょう!

■7月12日 15:59~追い山笠ならし(リハーサル)

■7月13日 15:30~集団山見せ(明治通りの呉服町交差点~天神)

※12日と13日の追い山ならしと、集団山見せの詳しい内容は関連記事『博多祇園山笠:集団山見せと追い山ならしのルートと交通規制』をご覧ください。

■7月15日 4:59~追い山笠

★追い山笠・追い山笠ならし・集団山笠見せのコース
博多祇園山笠コース引用:博多祇園山笠公式サイトhttp://www.hakatayamakasa.com/61842.html

博多祇園山笠の唄「祝いめでた」とは?

博多の祝い唄として親しまれている「祝いめでた」の起源は、伊勢音頭にあると言われています。
現在とちがって、自由に旅に出る事が許されなかった時代に、唯一可能であった遠出が「お伊勢参り」。

 

お伊勢参りにいく事が出来た人々が、伊勢音頭の唄を覚えて持ち帰ったとされているようです。

 

博多でうたわれる「祝いめでた」は、祝いの席で唄われ、3番まで唄いますが、博多祇園山笠の祭りでは、追い山の櫛田入りでは一番山笠だけが「祝いめでた」の一番だけを唄うことが許されています。

 

何とも心が引き締まり、大和ことばの美しさが響いて胸が熱くなる素敵な唄です♪

 

何度も聞きたくなる唄ですね。
先にご紹介したように、お伊勢参りから持ち帰ったのが起源とされていますので、全国に似たような歌詞の唄が存在していますが、それぞれに拍子のとり方などが独自に変化して伝わっています。

私の好きな博多の「祝いめでた」はこれです♪

【博多祝い唄=祝いめでたの歌詞紹介】
1:
祝いめでたの
若松さまよ
若松さまよ
枝も栄ゆりゃ
葉もしゅげる
※(エーイショーエ
エーイショーエ
ショーエ ショーエ
ハア ションガネ
アレワイサソ
エサソエー
ションガネー)

2:
こちの座敷は
祝いの座敷
祝いの座敷
鶴と亀とが
舞い遊ぶ
※繰り返し

3:
こちのお庭に
お井戸を掘れば
お井戸を掘れば
水は若水
金が湧く
※繰り返し

4:
さても見事な
櫛田のぎなん
櫛田のぎなん
枝も栄ゆりゃ
葉もしゅげる
※繰り返し

5:
旦那大黒
ごりょさんな恵比寿
ごしょさんな恵比寿
でけた子供は
福の神
※繰り返し

6:
ああた百まで
わしゃ九十九まで
わしゃ九十九まで
ともに白髪の
はゆるまで
※繰り返し

まとめ

荒々しくも美しく、見る人の胸が熱くなる。または魂が揺さぶられると感じる方も多いお祭り。それが博多祇園山笠です。櫛田入りを見る事が出来れば、魂が揺さぶられるという感覚を理解していただけるはずです。是非博多が誇る祇園山笠を体感してくださいね!!

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