時計が読めるのは何歳から?読めない原因と、読み方教え方

   

スポンサードリンク

85792f31e80f9d00b43515a11ae7f46e_s時計が読めるのは何歳からなのでしょう?幼稚園ですでに読める子もいれば、小学生になってもまだ理解できない子もいます。そこで、時計が読めるようになる年齢と、読めないでいる子供の原因や、時計の読み方教え方を、体験談をもとにご紹介します。

スポンサードリンク

時計が読めるようになるのは何歳?

時計って大人にとっては当たり前のものですが、子供にとってはかなり難解なものです。

 

いったい時計が読めるようになるのは何歳ぐらいからなのでしょう?

 

ちなみに、我が家の娘は小学二年生の時に、学校で時計の授業がありましたが、なかなか理解するまでに時間がかかりました。

 

それまでは、短い針だけは理解していて、長い針が上になった状態で、1時、2時、3時・・・とまでは分かっていたようです。
そのため、お友達との約束も長い針が上にピンとなって、短い針が3の時に、〇〇公園ね!と約束していました。

 

帰る時間も、公園の時計が、短い針が5で、長い針が上になったら公園を出て家に帰るという約束をしていたものです。

 

ですが、同級生を見回してみると、幼稚園の時すでに時計を理解している子もいました。もちろん、アナログ時計を見て、何時何分と即答しているのです。

 

娘の幼稚園ではなかったですが、保育園や幼稚園によっては、カリキュラムに時計の学習があり、吸収力抜群のうちに時計の読み方をマスターさせてしまっているようです。

 

それでも、全員が覚えるのか?については、やはり覚える気のない子は時計に興味を示さず、覚えられないまま卒園している子たちもいます。どちらかといえば、女の子よりも男の子のほうが時計をマスターするのが早いように見受けられました。

 

時間や時計への興味や、その子の成長スピードによっても時計が読めるようになるには幅がありますが、早い子で幼稚園の年小さんから、年中さんぐらい。

 

年長から小学1年生ぐらいでなんとなくは理解してきている子供が増えるようですね。

 

でも、もうすぐ小学生なのに、時計が読めないのは遅いのかも?なんて心配は無用です。一生、時計が読めずに大人になる人などいません。今読めなくても、必ず、というか小学校で必ず学びますし、毎日のようにプリントの宿題が出ますよ!

時計が読めなかった原因

時計の読み方というのは子供にはとても難しいものです。
時計は小学校2年生で習いますが、娘が小学2年生の時は、時計の読み方がわからずにかなり苦労していました。夏休みに特訓してやっと現在は読めるようになりました。そこで、今回は私なりの「子供が時計を読めない原因」を(反省をこめて)ご紹介します。

 

まず、私の子供が時計が読めなかったのは「家にアナログ時計がない」ことにつきます。"(-""-)"
主人があまりものを増やしたくないタイプで、時計も「パソコンや携帯で見るからいらないでしょ」というので壁掛けの時計もありません。

 

これが一番悪かったと思います。

 

子供が早く時計を読めるようになるには、家にアナログ時計を置いて(いつでもすぐに見られる壁掛けがベストだと思います)、ひんぱんに「今は○時○分だよ」「長い針が9のところにきたら45分だよ、そうしたら出かけるからそれまでに準備してね」などと話しかけて時計を見る習慣をつけるのが良いと思います。

 

実際、この方法をとっていた私のママ友のお子さんは、幼稚園の年長さんのときにはすでにスラスラと時計を読んでいました。
楽天で人気の時計学習ができるアナログ時計

 

ちなみに、私が小さい頃は、実家に古いボンボン時計があり、毎日数分ずつ遅れていくので、朝起きると父親に「〇分進めて」と言われ、時計のドアを開けて針を〇分進めていました。今思うとあの行為のおかげで、小学校に上がる前には自然と時計を読めるようになっていたな、と思い出します。

 

現在の我が家にはアナログ時計がなかったので、その代わりに、自分で針を動かすタイプの(小学校の算数ボックスに入っているのと同じようなもの)時計を購入し、リビングに置いて、いま何時?と子供に聞いたりしました。

 

やはり、子供にとっては短い針と長い針の回る速度が違うのが混乱するようなので根気強く「見ててね。はい、これは12時、これは12時5分…」と、針を動かしながら説明して理解させました。時計のプリントなどをする際、慣れるまではこの動かすタイプの時計を使うと、子供はわかりやすいようですよ。

時計の読み方教え方

次は、時計が読めない子どもへの教え方についてお話します。

 

時計というのは時間に厳しい日本人には、必要不可欠なものですよね。そんな時計の読み方は、日常化している大人にとっては簡単ですが、10で繰り上がる数値に対し、60で関与する数値で難解です。しかも分の読み方は5×数字の掛け算になっています"(-""-)"こりゃ、掛け算を理解させようとしても子供は嫌がりますね。

 

★まずは何事も基本から。長針と短針について教えます。
時計には、長針と短針があり、時と分を表します。
当たり前のようですが子どもにとっては、大切な事です。

 

★次に短針についてです。
長針より先に、短針について教えます。
例えば、「3を過ぎたら3時だよ」といった感じです。
子どもの好きなことで覚えさせるのがコツです。
おやつの時間や、好きなテレビの時間などがおすすめです。

 

★短針が理解できたらいよいよ長針です。
この長針というのがくせ者ですよね。
「なぜ3を指しているのに15分??」
「6を指すと30分??」
子どもは大混乱です。
そこで、0~59まで数字を時計に書いてしまいましょう。

 

★最後に順番です。
短針・長針の順に読むということを教えて下さい。
「短針=時」「長針=分」という事を徹底して覚えさせましょう。
理屈を説明したところで、理解できないので法則として記憶させます。

 

これで一通り、覚え方(教え方)はおしまいです。
このあとは、生活の中で簡単なクイズを出したりして、時計を身近な存在として慣れ親しんでいけるといいですね。

 

ありがちなのが、「これは何時何分!?」と聞いて間違えたら怒る事です。←私の反省です((+_+))
そうなってしまうと子どもは問題を出されただけで畏縮してしまい、答えるのが怖くなってしまいます。

 

間違えても怒らず、時計が嫌いにならないようコツコツ楽しみながらやるのやコツですよ。

 

お子様と素敵な時をお刻みくださいね。

まとめ

時計を読むのは、幼い子供には少し難しいですが、必要に迫られるとそこから一気に覚えていくものです。幼稚園児でも遊ぶ際に腕にアナログ時計をしている子供がいます。それを見ながら、「あ、もう少しで家に帰らなきゃ」と言った子を周りの子供たちは尊敬のまなざしで見ていました。それを体感した子供はさらに、細かい分まで理解しようと自ら自然に学んでいるようです。何かのきっかけを親が作ってあげる事で、飛躍的に時計が読めるようになりますので試してみてくださいね!

スポンサードリンク

 - 育児