花粉症のための布団の干し方と、布団クリーナーランキング
2017/03/03
花粉の飛び散る季節は、多くの花粉症の方を悩ませます。外に干してはいけないと知っていても、天気のいい日は花粉以外のフケや、カビ、ダニなどの防除の為に天日干ししたくなりますよね。そこで、花粉の被害を最小限にするべく、花粉の季節の花粉症の方のための布団の干し方と、布団クリーナーのランキングをご紹介します。
花粉症のための布団の干し方
花粉は家の中のあらゆるものに付着しており、普通に生活していれば、何万個も入ってくるものです。外出着に付着した花粉や、換気によるもの、外で干した洗濯物に、天日干しした布団。
中でも布団は面積が大きく、洗濯物よりも風邪で揺れたりしずらいので、大量の花粉が付着したまま室内に持ち込まれます。
そのような布団では、花粉症の方が夜寝ようにも花は詰まるし、目は痒いし、喉は痛痒いし、頭痛はするし、で寝る事がままなりません。
★第一は外に布団を干さないこと
極力布団を外に干さずにすむ方法を考えましょう。
・室内に直射日光が当たる場所があるならばそこで干す。
・布団乾燥機を活用する
★どうしても干すと決めたら『ふとん干し袋』を使って、午前中だけで取り込む
・空気だけを通して花粉をブロックしてくれる『ふとん干し袋』というものが存在します。これを利用し、外干しの布団に花粉が付かないように工夫しましょう。しかも黒い袋は高温になるので、午前中だけのふとん干しでも内部までふっくらします。
・午後よりも午前中の方が花粉の量が少ないので、起床後なるべく朝から干してお昼には取り込むようにしましょう。
★布団を取り込む際には、必ず表面に付着した花粉を払い落してから室内に取り込むようにする。
・布団たたきでパンパンはNG!花粉は散っても布団の内部のダニの死骸が広がります。表面をはらうのが正解。
★取り込んだ布団の表面をコロコロを使って花粉やホコリを取り除く。
★もしくは、ふとんクリーナーや掃除機で可能なかぎりの、花粉とダニやホコリを撃退する。
高価なふとんクリーナーは手が届かない、という場合には手頃なふとん用ノズルを普通の掃除機に装着して使用するだけでも、花粉もホコリも吸い取ってくれます。
花粉にきく布団クリーナーランキング
少し前までは、日本のメーカーはふとん用のノズルは作っていても、布団専用のクリーナーを作っておらず、海外メーカーのふとんクリーナーの独擅場でした。
ここにきて、日本のメーカーもふとんクリーナーを製造し販売するようになりましたが、どれが最も効果があるのか?
日経新聞が行った、専門家による『ふとんクリーナーのランキング』を見つけましたので、上位5位をご紹介します。
【調査内容】
・「吸引力と走行性のバランスの良さ
・手入れのしやすさ
・操作のしやすさ
・隅々まで効率的にかけられるかどうか
・収納しやすさ、手に取りやすいか
これらの観点から専門家11人(家電ジャーナリスト・家事アドバイザー・家電評論家・家電コーディネーター・家事アドバイザー・大手家電量販店担当者など)が評価しました。
★ランキング1位
パナソニック
MC-DF500G 評価910ポイント
目安価格2016年3月 21,000円
唯一、ふとんクリーナーで紙パックが採用された点において、他の製品と一線を画しているいる。ゴミ捨ての時に花粉やダニが舞い上がる事がなく、ゴミの通り道に継ぎ目がないために、花粉やダニアレルギーを持つ方に最適なふとんクリーナーといえます。価格も魅力ながら、紙パックなのに吸引力や軽さなどもポイントが高い。
★ランキング2位
東芝ライフスタイル
トルネオVコードレスVC-CLF1 評価840ポイント
目安価格2016年3月 35,000円
コードレスで手軽に日々使いやすく、付属ツールで布団以外の掃除機としての使いまわしが出来る点が嬉しい。
また、たたき出して強力に吸引しながらも、軽い力で走行し、布団一枚を80秒で掃除が終える。ダストカップもサイクロンも水洗い可能。
★ランキング3位
ダイソン
Dyson V6 Mattress 評価830ポイント
目安価格2016年3月 36,000円
吸引力にこだわってつくられ、ダストケースの掃除をしなくても吸引力が下がらずに排気もきれいな点が印象的。コードレスで付属ノズルが多いので、布団以外にもソファや車の掃除にも使えて便利。電源は握り続ける必要があるが、持ち運びはしやすい。
★ランキング4位
シャープ
EC-HX150 評価820ポイント
目安価格2016年3月 31,000円
排気熱で生きたダニを弱らせて吸い込む方式ですが、温風の吹き出し口が下面にあってホコリが舞い上がる事がある。ダストボックスは水洗い可能でコードも収納できる。
★ランキング5位
レイコップ
RS2-100J 評価650ポイント
目安価格2016年3月 35,000円
ふとんクリーナーを定着させた人気商品。布団に密着する安定感が抜群で、ダストボックス丸ごと水没させて洗えて手入れはしやすいが、頻繁に水洗いが必要。
布団の花粉にはコロコロが結局いいかも
花粉の季節に布団を干すコツと、布団に付着した花粉やホコリを専用のふとんクリーナーで除去する方法をご紹介しましたが、管理人の個人的な意見は、最も原始的ではありますが、細心の注意を払って天気のいい午前中に『布団干し袋』で布団を干し、その後取り入れてからコロコロで花粉を取り除くというものです。
ダニやホコリを吸い込んで除去したい!という場合には『ふとんクリーナー』や専用ノズルを使った掃除機ですが、花粉さえ何とかしたいというのであれば、花粉も舞い上がらず、静かにしかも手軽に、そしてコストパフォーマンスの高いコロコロがすぐに実行できる布団の花粉症対策ではないでしょうか。
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まとめ
花粉症の方の悩みは深く、眼鏡やマスクだけではカバーしきれないほど家庭内には多くの花粉が入り込んできます。日々の疲れを癒す睡眠でさえ花粉に邪魔されるようでは、体も休まりませんよね。花粉を寄せ付けない布団の干し方と、付着した花粉を効率よく取り除いて、フカフカで清潔な布団で快適な睡眠をとれるように参考にしてみて下さいね。