花粉症の目の対処法と かゆみを抑える方法

      2017/03/03

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目花粉症といえば、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどがあげられますが、特に目の症状というのは外見でも分かりますし、マスクのように隠し切れないので、悩むところです。そこで、花粉症の目への対処法や、かゆみを抑える方法をご紹介します。

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花粉症の目の対処法

まず、花粉症による目の症状の代表的なものをご紹介します。

 

・かゆみ
・充血
・涙目
・腫れ
・目ヤニ
・異物感
・膜のようなものが出る
・シバシバする

 

だいたい、このような症状を訴える方が多いですよね。
目の症状にたいする対処としては、ご存知でしょうが、まずは花粉の侵入を最大限に減らす事が先決です。

 

★★★花粉の侵入経路を絶つ&減らす★★★

花粉症は、アレルギー反応を体が起こしてしまう花粉が体内に侵入することにより引き起こされてしまいますので、とにかく体内に花粉が入らないようにすることが最も症状を緩和してくれます。

 

花粉の季節になると、マスクに眼鏡、帽子などをかぶっている方が増えますが、それらは全て利にかなっています。

 

マスクで鼻や口からの花粉の侵入を防ぎ、眼鏡やサングラスで目への侵入を防ぐ、帽子で頭髪に付着する花粉を防ぐ。滑りの良いコートで衣服への付着を防ぐ。

 

細かいようですが、これらの対策を行うと行わないのとでは、劇的に重い症状が軽くなります。

 

なぜなら、マスク&眼鏡だけでも、何もしない状態よりは体内に入る花粉の量が半減するからなのです。これは、一般的な給食用のマスクと単なる伊達眼鏡での効果です。

 

これがさらに花粉症対策用のマスクやガードがついた眼鏡ならさらなるガード力が増します。

 

これらの対策をまずは取っておきましょう。そして、それでも入ってくる一部の花粉に対してワセリンで防御する対処法をお勧めします。

 

 

★★★マスク&眼鏡&ワセリンでかなりの対処が可能★★★
上記のように、侵入経路を減らして、それでも侵入してくる花粉に対しては、ワセリンがとても役にたちます。

 

ワセリンはドラッグストアやネットショップでも気軽に買える安価なもので、石油から精製されるものですが、医薬品にも使われるほどとても安心して使える素材でし、純度が高いワセリンは、オリーブ油が半年しか品質を保持できないのに対し、数年間も品質が変わらず酸化しにくい素材です。

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このワセリンは手荒れや足のかかとなんかに塗ると劇的に荒れが緩和するのですが、花粉症の対処に使うこともできるのです。

 

鼻の周りに塗ると、鼻をかみすぎて肌が荒れてしまうのを緩和してくれますし、さらに鼻の中に塗っておくことで、花粉が直接粘膜にふれないように出来るので、鼻水などの症状が出にくくなる上に、目の周りに塗っておくことで、眼鏡の隙間から侵入してきた花粉をキャッチしてくれて、目の中に入る花粉をさらに減らす事ができます。

 

しかも、洗ったり、こすったりしてしまったダメージを保湿によりカバーしてくれるので、花粉症によるお肌のダメージが緩和できます。
関連記事『ワセリンは何から作られる?便利な使い方独断の6選と落とし方』も合わせてお読みくださいね♪

花粉症の目のかゆみを抑える方法

上記でご紹介した対策をとっていても、やっぱり侵入してくる花粉に、敏感に反応した目の症状に頭を悩ませるかもしれませんね。

 

特にもっとも多い症状の、目のかゆみをおさえる方法はいくつかあります。

 

・目を洗う ⇒ △
・点眼薬を使う ⇒ △
・人口涙液を使う ⇒ 〇
・目を冷やす ⇒ 〇

 

目を洗う方法は、たまのことであれば、そばにある水道水で手のひらに水を汲み、目を開け閉めしてパチパチと行うだけでも目の痒みが緩和します。

 

実際に私の娘も時々、学校から帰ると目をパチパチと洗っています。ただ、これを頻繁に一日何回も行うのはあまり得策ではなく、水道水には塩素も含まれている為に厳密にいえば体液とまったく違うので安全とは言い切れません。さらにはゴシゴシとこするのはもっての他です。

 

目の表面には涙があり、この涙には目を保護してくれている粘膜やミネラルやタンパク質が沢山含まれているのですが、洗いすぎるとこれらの必要成分まで奪われて、花粉症だけでなく他の感染症にかかってしまいやすくなるのです。

 

ですので、もしも目の症状が重く、何度も目を洗いたいという場合には、目を洗う行為を何度もするのではなく、涙に近い成分で作られた人口涙液を目薬として使用するほうが現在では推奨されています。

 

人口涙液は眼科でもらえるのですが、市販の目薬のように防腐剤が含まれておらず、当然使用期限が10日前後と短いですが、あんしんして使用することが出来ます。しかも市販の目薬よりも安価ですので何度も使用するには適したものです。

 

 

クールな使用感で人気のある市販の点眼薬は、いっときは痒みが収まり気持ち良いのですが、その使用感に慣れてしまい長く使用すると爽快感を感じなくなる上、目の負担が大きいためにあまりお勧めはできません。

 

たまにしか使用しないのであれば、選択肢の一つですが、花粉症などの、ある時期は毎日のように、一日何度も使用するといった場合には、やはり人口涙液の使用の方がいいでしょう。

 

そして、さらに手軽に目の痒みを抑える方法としては、冷えたタオルなどを目にあてて、痒みを抑える方法です。この方法も寝る前などで、目が痒いな、寝付けないな、という時には有効です。娘もこの方法で眠りにつかせています。タオルがのったまま寝てしまってますが・・・。

 

昼間にオフィスで行うには、化粧がくずれたり、目の周りが乾燥してしまったりするので、女性にはオススメできませんが、ご自宅でならありな方法ですので、お試しくださいね。

 

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まとめ

花粉の対策は何よりも侵入を防ぐこと。特に目には眼鏡やサングラス、ゴーグルが有効ですし、ワセリンを目の周りに塗る事でもかなり緩和されます。
かゆみなどの症状を和らげるには、単発であれば目を洗うのも有りですが、目への負担を考えて、基本的には人口涙液を使用する事をおすすめします。

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